アイコン 続、山口組分裂 山健組・宅見組など13団体処分 絶縁5、破門等8

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山口組は、13団体を処分した。

「絶縁」処分、山健組はじめ5つの団体(大阪・福井・岡山・兵庫)の組長
「破門」処分は、大阪・兵庫・京都・熊本にある6つの団体の組長
「破門引退」処分は、大阪の2つの団体の組長。

「絶縁」は、二度と復帰することはできない。
「破門」は、その後、組織に復帰する可能性が残される。
「破門」「絶縁」の処分が行われた場合は、処分を受けた者と付き合わないことなどを求める文書が全国の暴力団に通知される。もし付き合えば、山口組に敵対したとみなされる。

山口組6代目組長は、名古屋市に本部がある「弘道会」の司忍(本名:篠田建市)初代会長。
現組長は、それまでの前例を破って自分の出身組織「弘道会」の2代目会長の高山清司を若頭に就けるなど、「弘道会」による実質的な支配を強めている。

山口組5代目を輩出した神戸を本部とする山口組の中でも大組織である「山健組」や「宅見組」(大阪ミナミ)、「俠友会」(淡路市)など関西を中心とした団体では、山口組内で「弘道会」支配が強まっていることに対し、不満が高まっていたことが今回の分裂の背景にあるという。

また、山口組の本部を名古屋に移転させる動きにも、神戸で発足した山口組であり、山健組など保守派にとっては許しがたいことになる。
 名古屋出身の6代目にしてみれば、山口組本部を神戸にしたままでは、枕を高くして寝れない環境下に置かれることになり、移転を模索しているものと見られる。 

神戸市に総本部がある指定暴力団・山口組は、直系組織74団体、昨年末時点での構成員や準構成員などは2万3400人余りに上る日本最大の指定暴力団(以上、今回の分裂前)。

山健組出身の山口組5代目渡辺組長時代、宅見勝若頭(宅見組会長)が、山健組系の中野会系組員に神戸オリエンタルホテルで射殺された事件では、その処分で渡辺組長の権威が削がれ、その後、弘道会と宅見組の圧力により渡辺組長が引退するに至ったとされる。

その宅見組が今回離反、弘道会による山口組支配に対する反発の根の深さがあると見られる。

[ 2015年8月29日 ]
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