アイコン 10月の新築着工戸数▲2.5%減、近畿増加、首都圏マイナス

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10月の新設住宅着工は, 注文住宅(持家)が増加したが,貸家及び分譲住宅が減少したため,全体で前年同月比▲2.5%の減少となった。一方,季節調整済年率換算値では前月比▲4.3%の減少となった。季節調整済みの年間換算戸数は76万2千戸

1.総戸数
○新設住宅着工戸数は 77,153戸
・前年同月比 ▲2.5%減, 8ヶ月ぶりの減少。
○新設住宅着工床面積は 6,347千㎡。
・前年同月比 ▲3.6%減, 6ヶ月ぶりの減少。
○季節調整済年率換算値では 862千戸。
・前月比 ▲4.3%減, 2ヶ月連続の減少。

2.利用関係別戸数
①注文住宅=持家は、24,830戸(前年同月比 2.4%増, 6ヶ月連続の増加)
・民間資金による持家は 21,828戸(同 ▲0.0%減, 2ヶ月連続の減少)
・公的資金による持家は 3,002戸(同 24.6%増, 8ヶ月連続の増加)
民間資金による持家は減少したが,公的資金による持家が増加したため,持家全体で増加となった。

②賃貸マンション等の貸家は 32,757戸(前年同月比▲2.6%減, 6ヶ月ぶりの減少)
・民間資金による貸家は 29,157戸(同 ▲2.5%減, 8ヶ月ぶりの減少)
・公的資金による貸家は 3,600戸(同 ▲3.5%減, 6ヶ月ぶりの減少)
民間資金による貸家が減少し, 公的資金による貸家も減少したため,貸家全体で減少となった。

③分譲住宅は、18,838戸(前年同月比▲9.5%減,2ヶ月連続の減少)
・マンションは 8,690戸(同 ▲17.2%減, 2ヶ月連続の減少)
・一戸建住宅は 10,030戸(同 ▲1.1%減, 3ヶ月ぶりの減少)
分譲マンションが減少し,分譲戸建住宅も減少したため,分譲住宅全体で減少となった。

3.地域別戸数・・・近畿大幅プラス、首都圏マイナス
○首都圏 総戸数(前年同月比▲ 13.0%減)
持家=注文住宅(同 ▲4.3%減),貸家・賃貸マンション(同 1.2%増),分譲住宅(同▲31.2%減)うち分譲マンション(同▲47.6%減),うち分譲戸建住宅(同▲7.2%減)

○中部圏 総戸数(前年同月比 1.6%増)
持家(同 0.1%増),貸家(同 4.5%増),分譲住宅(同 2.2%増)、うち分譲マンション(同 9.2%増),うち分譲戸建住宅(同 0.5%増)

近畿圏 総戸数(前年同月比19.0%増)、
持家(同 10.0%増),貸家(同 11.8%増),分譲住宅(同 31.4%増)、うち分譲ンション(同 67.3%増),うち分譲戸建住宅(同▲1.3%減)

○その他地域 総戸数(前年同月比 ▲1.7%減)
持家(同 4.1%増),貸家(同▲11.3%減),分譲住宅(同 17.5%増)、うち分譲マンション(同 31.3%増),うち分譲一戸建住宅(同 10.5%増)

4.注文住宅の建築工法別
・プレハブは, 11,750戸(前年同月比 ▲10.1%減, 8ヶ月ぶりの減少)
・ツーバイフォーは, 10,666戸(前年同月比 6.2%増, 9ヶ月連続の増加)

 

[ 2015年11月30日 ]
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