アイコン 7月の近畿圏の分譲マンション 13ヶ月価格上昇続く/不動産経済研究所 大阪等

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 ◎発売は12.4%増の1,414戸、3ヶ月ぶりに前年同月を上回る。
 ◎平均価格、m2単価ともに上昇続く。契約率は74.6%と堅調。

1、7月の発売は1,414戸、前年同月(1,258戸)比12.4%増、前月(1,517戸)比▲6.8%減。

2、7月の地域別発売戸数は、
大阪市部599戸(全体比 42.4%、前年同月比 17.0%増)、
大阪府下 264戸(同 18.7%、▲14.8%減)、
神戸市部 279戸(同 19.7%、14.3%増)、
兵庫県下 132戸(同 9.3%、40.4%増)、
京都市部 75戸(同 5.3%、▲9.6%減)、
京都府下 14戸(同 1.0%、前年供給なし)、
奈良県 46戸(同 3.3%、206.7%増)、
滋賀県 5戸(同 0.4%、前年供給なし)、
和歌山県での発売はなかった。

3、契約率74.6%、前年同月(75.1%)比▲0.5ポイントのダウン、前月(73.3%)比1.3ポイントのアップ。

4、7月の地域別契約率は、
大阪市部 81.8%、
大阪府下 68.2%、
神戸市部 78.5%、
兵庫県下 53.0%、
京都市部 62.7%、
京都府下 92.9%、
奈良県 73.9%、
滋賀県 40.0%。

5、1戸当り価格は3,841万円、1m2当り単価は63.4万円。
  前年同月比で戸当り価格は263万円(7.4%)のアップ、m2単価は4.1万円(6.9%)のアップ。
  前年同月比で戸当り価格は2ヶ月連続のアップ。m2単価は13ヶ月連続のアップ。

6、7月の地域別平均価格、1m2当りの分譲単価は以下のとおり。
大阪市部 3,820万円、66.2万円、
大阪府下 4,033万円、53.4万円、
神戸市部 2,521万円、69.7万円、
兵庫県下 4,886万円、62.2万円、
京都市部 6,303万円、82.7万円、
京都府下 3,812万円、51.6万円、
奈良県 4,143万円、54.0万円、
滋賀県 2,647万円、36.6万円。

7、販売在庫数は2,401戸、前月末比19戸の増加(’16年6月末2,382戸、’15年7月末1,966戸)。

8、8月の発売戸数は1,300戸程度の見込み(’15年8月 969戸、’14年8月 1,217戸、’13年8月 1,994戸、’12年8月 1,276戸)。

以上、
近畿圏はまだ価格上昇が続いている。首都圏では東京都心中心に価格上昇が続き、契約率が悪化する事態に至り、価格も落ち着いてきている。建築コストの資材や労務費のコストは落ち着いており、価格上昇で慌てふためく関西人の性格を利用した販売戦略なのだろうか。
 

[ 2016年8月17日 ]
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