ＮＩＳＡ １２０万から６０万 非課税２０年へ調整か
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個人が気安く投資できる用はじまった、年間１２０万円を上限に株式や投資信託に投資して得た利益を５年間は非課税にするという制度の「ＮＩＳＡ」。
おととしから始まったこの制度を活用するために個人が開設した専用口座は、ことし３月末の時点で１０００万件を超えた。
しかし金融庁は、若者を中心に浸透していないとして、現在の制度とは別に、より利用しやすい新たな枠組みを設ける方向で調整を進めてるという。
内容としては、年間の投資額の上限を現在の１２０万円から６０万円に引き下げ、非課 税の期間を現在の５年から２０年に拡大する。
金融庁は、こうした内容を来年度の税制改正の要望として月内に財務省と総務省に提出、数年後の運用開始を 目指す。
ただ、もともと投資をしている個人投資家からは上限を上げてほしいとの声が多かったが、初心者の入り口としては６０万が妥当か。
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[ 2016年8月19日 ]
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