アイコン 米堪忍袋の緒が切れたか 中国 米の北核施設攻撃容認か 台湾報道

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台湾中国時報は18日、中国が、北朝鮮の核施設を狙った米国の軍事作戦を黙認する方針を決めたと報じた。
外 交関係者と学者の言葉を引用し、「すでに中国政府は、北朝鮮が崩壊しないという前提のもと『金正恩除去』策略を完成し、該当計画には、米国が北朝鮮の核兵 器施設に対する『外科手術式』打撃と金正恩委員長を除去する『斬首作戦』を黙認するという内容も含まれている」と報じた。

中国外交消息筋は「米国のオバマ政権は、今年初めに北朝鮮核施設打撃計画を出したが、中国の反対で確定できなかった」とし、「しかし、北朝鮮が9日、豊渓里核実験場で5回目の核実験を敢行し、実戦配備を控えて中国の立場が変わった」と説明した。

金燦栄・人民大国際関係学院副院長は、「米国の『外科手術式』打撃に対し、中国高位層が全く準備をしていないわけではない」と明らかにした。
金副院長は「習近平主席の就任後、朝中関係は『正常化』の道に入った」とし「外部の見方とは違い、兄が弟を管理できない状態」と吐露した。
時殷弘・人民大国際関係学院教授も「中国高位層が、米軍の行動について考慮するのは軍事的打撃の水準」と説明した。
時 教授は、「米国が、単に北朝鮮の核兵器施設だけを打撃し、金正恩政権に影響を及ぼさなければ、中国は非公式的に賛成するだろうが、もし米国が金正恩政権に 打撃を与えて自身の勢力を植え付けようとすれば、韓半島(朝鮮半島)全体が米国の統制下に入るということで中国は同意できないだろう」と主張した。
時教授は、「核心は、軍事行動に正確な分別があるべき」とし、「中米両国の共同コンセンサスがなければいけない」と強調した。
時教授が明らかにしたコンセンサスは、
(1)攻撃は1回だけでなく北朝鮮の核施設の徹底的破壊につながらなければいけない(2)米国は北朝鮮を占領したり「短期統治」を図ってはいけない
(3)米国と韓国が、THAAD体系配備決定を撤回しなければいけない
と説明した。
以上、韓国の中央日報参照

習にしても、正恩をまったくコントロールできず、手を焼いていることだけは間違いない(習は就任以来、一回も正恩と会談していないという関係にある)。
THAAD配備問題も、韓国政府は、北朝鮮が核を廃棄すれば韓国に配備しないとしている。
習は、遼寧省の鴻祥実業集団が、北朝鮮に対して、核開発の核心機器を納入していたと米政府から8月通報を受け、9月15日になりやっと地方の公安当局に鴻祥実業集団の資産を凍結させ、代表らを拘束させている。
習は、意識的にか、わからなかったのか、江沢民一派が影で動いているのか、すべて後手後手になっている。習も中央当局を動かさないところに、米国とのカケヒキをいまだ続けている。
こうした情報が流れること自体、そうした可能性があるということを示唆している。米CIAが攻撃への情報操作のため、台湾中国時報に書かせた可能性もある。
 実際は、攻撃前に更なる情報が飛び交うことになろう。

今年になり、北朝鮮がアメリカのワシントンを攻撃するミサイルのCGをTV報道している。アメリカもカンカンになっていることだけは間違いない。
米高官が最近、たびたび訪中しており、こうした内容の調整を図っている可能性は否定できない。

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[ 2016年9月21日 ]

 

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