アイコン 中国 環境問題に着手 操業停止続出

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中国では環境査察が相次いで実施され、工業化学製品やゴムの製造などを手掛ける何万もの工場が操業停止となっている。これが価格上昇を招き、国際的なサプライチェーン(供給網)に一部混乱をきたしているという。
市場は、この査察で、中国共産党が、同国の慢性的な汚染との「戦い」のためなら経済成長を一部犠牲にしてもかまわないとする姿勢が浮き彫りになったと見ている。取り締まりは、今月18日から開催の中国共産党大会に先立つ形で行われている。
以上、報道参照

習近平政権は、常務委員の王岐山を使い、徹底的に政敵である江沢民一派の不正・腐敗を暴きだし、取り締まり、海外まで追っかけて検挙し、大方の権力闘争では勝利を治めた。
しかし、北朝鮮問題と大気汚染一つとっても環境問題が頭をもたげたままになっている。

中国の環境汚染は尋常ではなく、全国各地にガン村があるほど、地下水、河川、湖沼が、有害な有機物や重金属で汚染され、現在でも、緑の川、赤い川など廃液の垂れ流し状態が続いている。
まだ、末端の地方官僚たちと企業との癒着は耐えることなく、環境問題は地方政府に任せる問題ではなくなるほど、廃液の垂れ流しが続いている。
工場跡地に建てられた小学校では多くの生徒が土壌の重金属に冒されるなど、こうした問題が全国各地で報告されている。
しかも、中央政府自らが、こうした被害者たちを弁護する弁護士たちを、政府批判勢力として150人以上拘束するなど、習政権が独裁色も強めている。

そうした中、やっと習自らが、人の命にかかわる環境問題に取り組み始めたようだ。習の鼻毛も相当伸びていたものと見られる。
ただ、対応が遅すぎ、環境の回復には50年以上かかると見られる。PM2.5など大気汚染は世界中の大気をボロボロにしている。
(山間部へ行って夜空を見上げても10年前に比べ、星が見えなくなっている)

 

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[ 2017年10月13日 ]

 

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