アイコン 追報:「てるみくらぶ」債権者集会で批判殺到

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旅行会社の「てるみくらぶ」は、今年3月に経営破綻し、利用者が前払いした最大で99億円に上る代金のほとんどが返還されない見通し、8万人から9万人に影響が及んでいる。

同社は6日、都内で債権者集会を開き、破産管財人の弁護士によると、山田千賀子社長が、経営状態をよく見せようと粉飾決算を繰り返してしまい大変申し訳ないと謝罪したという。

ただ、旅行代金の返金について具体的な説明はなかったということで、出席した債権者から会社側の対応を批判する声が相次いだ。

この問題をめぐっては、利用者が前払いした代金を日本旅行業協会など業界団体が保証する制度があるが、今回のケースでは極めて少ない額しか返還されない見通しで、観光庁では利用者を保護する制度を強化することにしている。
以上、

規制緩和の賜物。投資金を集め、実態は何も投資しない特殊詐欺と同じ。以前からこうした問題がありながら、国が改善しなかったことに問題がある。
旅行でもネット販売が主流となっており、瞬く間に急成長するところもあれば、その末破綻するところもある。行政がまったく追いついていない。

行政が、すべて個人の自己責任とするならば、購入者に対し保険会社に保険をかけさせればいいのでは・・・。割高になり、旅行業者が育たない結果をもたらそうが仕方ない。

これまで、旅行代理業の免許を交付したら最後、業者の旅行総取扱高や財産内容など年一回でも調べていないところに行政の怠慢がある。日本旅行業協会など天下り機関に過ぎない。
国は直接関与せず、許認可からすべて日本旅行業協会に任せたらいかがだろうか。

 

既報記事
追報2:(株)てるみくらぶ(東京)/破産開始決定 被害旅行者8万人超

格安海外ツァー企画旅行会社の(株)てるみくらぶ(東京都渋谷区渋谷2-1-1、代表:山田千賀子)は3月27日、申請処理を南勇成弁護士(電話03-6250-6200)に一任して、東京地方裁判所へ自己破産申請し、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、土岐敦司弁護士(電話03-3499-7555)が選任されている。
負債額は約151億円。
債権者総数は3万6,266名、ツアー券購入者は約3万6千件、当ツアー券による一般旅行者数は8万~9万人にのぼり、ツアー客への負債は約99億円となっている。

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[ 2017年11月 7日 ]

 

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