米国のフィットネスクラブの「ゴールドジム」を展開する運営会社の「GGIホールディングス」は、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、日本の民事再生法にあたる連邦破産法11条の適用を裁判所に申請し、経営破綻した。
日本で展開している店舗は、資本関係がないためこれまでどおり経営を続けるとしている。
米国のフィットネスクラブの「ゴールドジム」を展開する運営会社の「GGIホールディングス」は、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、日本の民事再生法にあたる連邦破産法11条の適用を裁判所に申請し、経営破綻した。
日本で展開している店舗は、資本関係がないためこれまでどおり経営を続けるとしている。
日本で「ゴールドジム」を運営している店舗は、東京や大阪など93店舗に上り、新コロナの感染拡大による緊急事態宣言を受けて、先月から臨時休業している。
日本で運営している会社「THINKフィットネス」によると、日本の店舗はいずれもフランチャイズで運営され、破綻したアメリカの会社とは資本関係がないため、これまでどおり、経営を続ける方針だという。
会社は「フランチャイズである日本におけるゴールドジムの運営への影響はない。店舗の営業再開に向けて準備を進めている」とコメントしている。
同社は1965年にボディビルダーのジョー・ゴールドが米カリフォルニア州ベニスビーチに第1号店を開業。アーノルド・シュワルツェネッガーが出演した1977年のドキュメント映画『鋼鉄の男 ''Pumping Iron''』のヒットでフィットネスブームが巻き起こった。
「ゴールドジム」を運営するアメリカの「GGIホールディングス」は、日本を含む世界各国で約700店舗を展開、会員数300万人を擁するが、新コロナの感染が拡大する中、経営が悪化していた。