アイコン オーミケンシ加古川工場でタンク爆発火災一人死亡 なんと二硫化炭素タンク解体中

Posted:[ 2020年10月 2日 ]

10月1日午前11時半ごろ、兵庫県加古川市の繊維会社「オーミケンシ」(本社:大阪市)加古川工場で「タンクが爆発して火災になっている」と工場関係者から119番があれ、消防車や救急車が急行した。
加古川署によると、工場従業員の藤原成人さん(53/同県姫路市)が死亡し、男性従業員(34)が軽傷を負った。

加古川署は、工場が安全管理を怠った可能性もあるとみて、業務上過失致死容疑で調べている。
同署によると、藤原さんが工場2階でタンクを電動のこぎりで解体し、配管を切断する作業中に事故が起きた。

タンクには、引火性の二硫化炭素が入っていたとみられるが、約10年間使われておらず、入っていない前提で作業していたという。
以上、



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二硫化炭素の化学式はCS2、無色で揮発性の液体であり非常に燃えやすい、主にセロハンやレーヨンの製造工程の溶剤として利用されている。

工場責任者、安全管理責任者、作業指揮者がタンクの中を安全チェックし、作業員に作業させるべきではなかったのだろうか。思い込みが爆発を引き起こし死亡者まで発生させた。

外注のタンク解体専門業者だったら、必ずそうするだろう。経費削減で予算もなく自社で解体していたのだろうか。

オーミケンシ:彦根市の近江絹綿として大正時代に創業、レーヨンで有名な会社だったが、繊維業界を取り巻く時代の変化に付いて行けず、経営不振が続いている。孫会社に女性向けファッションブランド「ミカ・レディ」がある。

 

 


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