10月1日午前11時半ごろ、兵庫県加古川市の繊維会社「オーミケンシ」(本社:大阪市)加古川工場で「タンクが爆発して火災になっている」と工場関係者から119番があれ、消防車や救急車が急行した。
加古川署によると、工場従業員の藤原成人さん(53/同県姫路市)が死亡し、男性従業員(34)が軽傷を負った。
加古川署は、工場が安全管理を怠った可能性もあるとみて、業務上過失致死容疑で調べている。
同署によると、藤原さんが工場2階でタンクを電動のこぎりで解体し、配管を切断する作業中に事故が起きた。
タンクには、引火性の二硫化炭素が入っていたとみられるが、約10年間使われておらず、入っていない前提で作業していたという。
以上、