欧州で最初にロックダウンを発したイタリア、ベネチアで恒例のカーニバルが開催されていたことから、世界中から観光客が集まり、観光客を介して感染拡大、それは欧州各国、世界中に感染を拡大させる起点ともなった。当然、中国からのビジネスマンや観光客が大勢訪れ、感染源の一つになっていた(イタリア人の中国からの帰国者も感染源の一つとされていた)。
3月の第1波襲来持の感染者数は日平均3千人程度でパニック状態に陥ったが、第2波では7倍の2.2万人が直近1週間平均で感染している。
イタリア政府は10月13日から規制強化に入っているが効果はなく、ラツィオ州は21日からイタリア全土への渡航禁止(移動には許可必要)、カンパニア州では10月23日から他県への移動禁止措置をとっている。政府も何かさらなる規制強化を図る予定だが、政府自身がゴチャゴチャ状態。