世界の1日の感染者数180万人超える これまでの最高の2倍
ワクチン接種も進んでいる中、オミクロン株はこれまでの変異株と全く異なる次元で感染者を急拡大させている。
世界では1日の感染者数でこれまでに、
既存株での1日最高感染者数は、1月8日の844,469人、
英国株では4月29日の904,086人
デルタ株では8月19日の746,631人
今回のオミクロン株では、すでに12月30日1,893,363人を記録
とケタ違いの感染者を発生させている。
今回の波は、デルタ株が10月から季節がら再び増加し出すなか、11月24日に南アでオミクロン変異株が出現したと報告され、11月30日の世界の感染者数が614,866人だったものが、それまで主流だったデルタ株からオミクロン株に置き換わりながら急激に感染者を増加させ、1ヶ月後の12月30日には3倍まで増加させている。
これは、デルタ株までは各国が規制を強化していたものの、各国の政権が痺れを切らし、その途中で感染者が減っていないにもかかわらず、規制を緩和させたことに関係している。
交通手段がグローバル化している中で、主要国の1ヶ国でもウィズコロナ策を取り感染を拡大させれば、近隣諸国や世界中に感染を広げる結果をもたらすが、南アと関係が深い英国が7月19日からマスクさえ使用しない規制の完全撤廃、その結果、オミクロン株を呼び込み、英国と関係が深い西欧、米国へと感染が広がり、世界中に拡散させた大きな原因になったと推察できる。
オミクロン株の変異株はその感染力が脅威だが、今回の教訓から、オミクロン株に置き換わるほどのさらに強い感染力とデルタ株よりさらに重症化率の高い変異株が出現すれば、世界は救われないものになる。
世界を日本に見立てれば、東京や大阪で感染が広がれば全国へ広がることと同じ。世界での感染者が急増していることから、中国のように実質封鎖の鎖国政策を続け、帰国者・入国者は一定期間、隔離策を講じていても感染者が出る始末。
緊急対応したワクチンもその有効期間すら知らないまま接種開始、後手後手の対策が今なお続いている。
それも感染者を多く発生さればさせるほど変異株を出現させ、それと同時に手が付けられない厄介者に変化した変異株が出現する確率も高くさせてしまう。
自然破壊者の人類はまだ自然界のコロナウイルス一つ退治できない能力しか有していないのが現実。今では異常気象で自然界からあちこちで逆襲にあっている。
西欧のルールなき一方的な近視眼的な二酸化炭素排出削減策は、さらに自然破壊を加速させ、自然にとって害のみしか与えない。
パーム油により熱帯雨林破壊、キビ畑に消え行くアマゾン。
スクロール→
COVID-19=Sars Cov2 |
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世界の感染者数 月別推移 |
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感染者数はWorld Meter版 |
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月感染者数 |
日本呼称 |
20/1月 |
17,884 |
武漢株(原種) |
20/2月 |
70,830 |
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20/3月 |
879,568 |
欧州変異株 |
20/4月 |
2,427,946 |
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20/5月 |
3,009,008 |
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20/6月 |
4,589,234 |
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20/7月 |
7,264,182 |
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20/8月 |
8,055,498 |
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20/9月 |
8,618,670 |
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20/10月 |
12,253,550 |
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20/11月 |
16,815,941 |
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20/12月 |
19,950,297 |
欧州株=既存株 |
21/1月 |
19,545,155 |
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21/2月 |
11,104,171 |
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21/3月 |
14,713,866 |
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21/4月 |
22,501,826 |
英国株 |
21/5月 |
19,764,917 |
|
21/6月 |
11,516,788 |
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21/7月 |
15,737,914 |
|
21/8月 |
19,955,682 |
デルタ株 |
21/9月 |
15,896,809 |
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21/10月 |
12,586,692 |
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21/11月 |
15,810,510 |
24日南ア、オミクロン株公表 |
21/12月 |
25,390,058 |
オミクロン株 |
2021年12月31日 |
288,476,996 |
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