各国で進む追加接種 有効期間はなんと2ヶ月半だと
英国保健安全保障庁が先月まとめた報告書によると、ブースターショット(追加接種)を打っても2ヶ月半程度が経つと防御力が半減するという。ファイザーで2回の接種完了後、3回目の接種をファイザーとした時、10週間が過ぎた後オミクロン株に対する効果は、接種後の70%から10週間(70日間)後には45%に落ちたという。
米ニューヨークタイムズ紙は「イスラエルの一部科学者は注射を打ちすぎると免疫体系を疲労させ、高齢層はむしろ新型コロナウイルスと戦う身体能力が損傷する恐れがあると懸念している」と報じた。
米国立アレルギー・感染病研究所のファウチ所長は、「4回目の接種に対して語るのは時期尚早」とし、「3回目の接種が2回目の接種より効果があるなら、4回目の接種をしなくても相当期間効果があるだろう」と明らかにしていた。
英国のワクチンと予防接種に関する合同委員会(JCVI)の副会長を務めるアンソニー・ハールダン教授も「イスラエルとは状況が違う。資料がさらに必要だ」と指摘している。
以上、
ワクチン開発会社も変異株に有効なワクチンを開発しても、その次にはさらに変異したウイルスが現れることからイタチごっこ。それより重症化阻止に焦点を絞りワクチンを開発すべきではないだろうか。
既にファイザー社と米メルク社は、治療薬を開発しているが、治療薬の安全性と有効性を高めれば、感染しての自然免疫獲得の手立てもあるだろう。
感染者の再感染確率などの公表値はないが、日本でもどれくらいあるのかも検討する必要があろう。ただし、ハゲタカのこれらの製薬会社の治療薬は一人当たり5万~7万円かかり、到底、途上国での採用は一部の人たちに限られ、世界での感染は継続することになる。
70億人が暮らす地球、まだ2.9億人しか感染しておらず感染者数は4.1%に過ぎない。グローバル化した世界で集団免疫を構成させるのは非現実的になっている。
自然免疫獲得での有効期間が焦点となる。
米エール大などの研究チームは昨年10月、新型コロナウイルスに一度感染した人のうち約半数が、マスク等の予防策をとらなければ、1年4ヶ月後には再び感染するとの推計結果を発表している。ただし、これまでのコロナウイルスを統計学的に捉えたものでオミクロン株など感染力が強い変異株を想定したものではない。
現在のワクチンでは、有効期間が短く現在のように世界各国がウィズコロナ策をとり続け感染者が大量に発生する限り、感染力の強いオミクロン変異株をさらに凶悪にした変異株の出現の可能性は高くなるばかの、3ヶ月、4ヶ月かに1回追加接種を続ければ、当然、人体の免疫だけではないメカニズム全体への影響も懸念されよう。
ワクチン会社は所詮、ワクチンで大儲けを企む会社、今後、長期間有効なワクチンを開発するなど到底考えられず、後発のメーカーが開発するしかない。
現行ワクチンは、通常開発に10年を要するものが、9ヶ月ほどの超短期間で導入しており、その弊害については、これから現出してくる可能性もある。超短期間導入ゆえに有効期間さえ把握されていなかった。
こうした人類の存亡に関わるワクチンであり、開発会社の一定額の売上高と利益により、単価を引き下げさせる圧力が必要ではないだろうか。野放図に高額ワクチンを接種させ続ける愚かなWHOほかハゲタカ国でもある。
Our World in Dataによると、世界人口の58.3%が少なくとも1回のCOVID-19ワクチンの接種を受けているという。
世界では92億1千万回の投与が行われ、現在では2,917万回が毎日投与されている。
低所得国の人々の8.5%だけが少なくとも1回の服用を受けている。
総ワクチン接種数には先進国などのブースターショットも含まれている。
スクロール→
世界各国の追加接種状況 |
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ourworldindata1月3日更新分 |
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追加接種国 |
人口比 |
アイスランド |
58.5% |
チリ |
56.8% |
英国 |
49.7% |
デンマーク |
48.2% |
イスラエル |
45.8% |
ウルグアイ |
43.6% |
アイルランド |
43.5% |
オーストリア |
40.8% |
ドイツ |
38.5% |
ベルギー |
37.1% |
韓国 |
36.0% |
ギリシャ |
34.3% |
フランス |
32.9% |
イタリア |
32.9% |
ポルトガル |
29.3% |
スペイン |
28.7% |
ノルウェー |
27.9% |
トルコ |
27.8% |
モンゴル |
27.5% |
ブラジル |
26.6% |
セルビア |
25.2% |
スウェーデン |
24.3% |
スイス |
23.9% |
アメリカ |
20.6% |
カナダ |
19.9% |
キューバ |
19.2% |
ラトビア |
13.9% |
アルゼンチン |
12.4% |
オランダ |
11.4% |
ペルー |
10.8% |
・・・・・・ |
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日本 |
0.41% |
スクロール→
日本のワクチン接種完了者数の月別推移と追加接種 |
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2/16接種開始 |
各月末 累計数 |
月接種数 |
12月基準 |
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3月 |
125,580 |
0.1% |
125,580 |
9ヶ月経過 |
4月 |
1,040,000 |
0.8% |
914,420 |
8ヶ月経過 |
5月 |
4,010,000 |
3.2% |
2,970,000 |
7ヶ月経過 |
6月 |
17,740,000 |
14.0% |
13,730,000 |
6ヶ月経過 |
7月 |
37,840,000 |
29.9% |
20,100,000 |
5ヶ月経過 |
8月 |
58,510,000 |
46.2% |
20,670,000 |
4ヶ月経過 |
9月 |
75,700,000 |
59.8% |
17,190,000 |
3ヶ月経過 |
10月 |
91,229,398 |
72.0% |
15,529,398 |
2ヶ月経過 |
11月 |
97,450,000 |
77.3% |
6,220,602 |
1ヶ月経過 |
12月 |
98,660,175 |
77.9% |
1,210,175 |
|
人口 |
126,650,000 |
Our World in Data版 |
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未接種・未完了数 |
27,989,825 |
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・人口は281万人の外国人含む2021年1月1日現在の総務省発表値 |
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追加接種 |
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追加接種者数 |
531,296 |
0.41% |
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優先接種、医療関係者450万人、介護従事者200万人、高齢者3560万人。 |
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・厚労省は一貫して8ヶ月後から追加接種を主張し、思い通りにしている。12月は12/28日現在 |