大手旅行会社の「エイチ・アイ・エス」は、11日に2020年10月期の通期決算を発表した。
グループ全体の最終的な損益は250億円の赤字となった。新型コロナウイルスの影響で旅行の需要が大きく減少したため売上高は前期比で▲46.8%減少し、最終利益は250億円の赤字となった。同社は2002年に株式を上場して以来初めての赤字。
合わせて公表した11月~来年1月までの3ヶ月間の業績予想では、最終的な損益が▲63億円の赤字となる見通しだとしている。
旅行、ホテル、テーマパークと何れも新コロナの影響を受けるサービス産業、図体も大きいだけに深刻。