アイコン ニップンHD(日本製粉)、サイバー攻撃により中間決算1月31日に提出へ


同社は今年7月7 日未明からグループ子会社のニップンビジネスシステム(株)にて管理運用する当社グループの情報ネットワークにおいて、大部分のサーバー及び一部の端末に対し、同時多発的に全部または一部を暗号化するといった内容のサイバー攻撃によるシステム障害が発生。

被害対象は、当社単体の財務管理、販売管理といった主要な基幹システムサーバーやデータが保存されているファイルサーバーを含め広範囲に及び、グループネットワーク内で運用している国内グループ会社の販売管理システム(11社利用)と財務会計システム(26社利用)もその対象となり、その中には上場子会社であるオーケー食品工業株式会社も含まれている。

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被害を封じ込めるための対応として、当社は速やかに全サーバーの停止と社内外のネットワークの遮断を行ったが、それにより、基幹システムをはじめとする全ての社内システム、データが保管されている共有ファイルサーバーへのアクセスも不可能になった。

その影響を受け、同社は22年3月期の第1四半期である4~6月までの決算報告を延期して10月29日に提出、第2四半期も混乱は続き、11月15日までの期限を承認をえて1月31日に行うと発表した。
以上、

企業は他山の石にせず、外部ネットワークにつながっている以上、サイバー攻撃される可能性はどこにでもある。解除するには身代金を要求され、対応しなければ、ニップンのような問題に直面する。
常に最新のセキュリティシステムを導入しておくしかない。情報やシステムにお金を掛けない会社が多すぎだが、結果、高い授業料を支払うことになる。

[ 2021年11月18日 ]

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