12月21日裁判所に法定管理(会社更生法)を申請して再建を目指す双竜自動車は、部品メーカーの納品拒否により、生産を一時中止することになった。
双竜は24日と28日の2日間、平沢工場の稼働を停止すると23日発表した。
現在、双竜への部品供給を拒否しているのは、部品大手の現代モービス、S&T重工業、LGハウシス、ボルグワーナー梧倉、コンチネンタルオートモーティブの5社。
業界関係者は「部品を供給する際には、手形を受け取るが、法定管理を申請したことに伴い、この手形が共益債権と見なされる可能性がある」として、「後日、代金の全額回収が困難になる恐れがあるとの判断から、部品メーカー各社は現金を要求している」と説明した。
双竜は「部品メーカー各社には、最大限の協力を要請している」として「法定管理申請と同時に自発的な構造調整プログラム(ARS)を申請したため、法定管理が直ちに開始されるのではなく3ヶ月という時間を稼ぎ、その間に投資誘致交渉を終えられれば経営正常化が可能だと訴えている」と説明した。
以上、