東宝は12日、2021年2月期連結業績予想を鬼滅効果により上方修正した。
昨年10月に公開したアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が記録的ヒットとなったことが寄与した。
売上高に当たる営業収入を1650億円から210億円増の1860億円に、純利益を90億円から50億円増の140億円にそれぞれ引き上げた。
鬼滅の刃の国内興行収入はこれまでトップだった「千と千尋の神隠し」を超え歴代1位になり、映画事業を押し上げた。
新コロナ感染急拡大で再発令の緊急事態宣言、映画館の営業時間は午後8時までの営業時間短縮にとどまり、現時点で影響は限定的と判断した。