東京国税局は20日までに、架空の外注費を計上し、法人税など計約5500万円を脱税したとして、法人税法違反と消費税法違反の疑いで、鉄道工事などを手掛ける「忠機商会」と伊藤敦文社長(48)を横浜地検に告発した。 同社は2019年10月期までの2年間で、約1億4200万円の所得を隠し、法人税約3300万円と消費税約2200万円を脱税した疑いが持たれている。
伊藤社長は取引先4社に虚偽の請求書を作らせ、工事を外注したように偽装。最も多い社とは2年間で約2億9000万円の架空経費を計上していた。
隠した金は、従業員への給与の支払いや重機などの購入に充てていた。給与の一部は簿外で支払い、社会保険料などを免れていたという。
以上、報道参照
同社のHPの会社概要では年商5000万円と掲載されている。
同社は、官庁による営業停止命令や指名停止処分などの公的制裁のほか、大手ゼネコンはこうした脱税会社には発注するのを取り止めることから、受注や利益率の低下が直撃するおそれがある。
ただ、私利私欲で懐に入れていたわけでもなさそうだし・・・・。