菓子メーカーのシャトレーゼホールディングス(山梨県甲府市)は25日、菓子「ナボナ」で知られる東京の和菓子販売の亀屋万年堂と生産会社の亀屋万年堂製菓の全株式を取得し、両社を子会社にしたと発表した。15日に株式を取得した。買収額は明らかにしていない。
和菓子づくりのノウハウを取り込み、販路を拡大する。
亀屋の現在の経営体制と、亀屋と生産会社の従業員計約300人の雇用は維持する。シャトレーゼHDは「互いの企業理念は親和性が高く、双方の強みを生かすことで新たな付加価値を提供できると判断した」としたとしている。