ソニーの第3四半期までの決算は、ゲームは絶好調だが、カメラや放送機材などのイメージングが悪化している。ただ、最終株主利益は前期に比し大幅増になっており、通期では過去最高になる見通しになっている。映画は米国はヒット作が乏しく不振続くも、国内では人気漫画「鬼滅の刃」が空前のヒットとなり、利益を大きく押し上げた。
PS5が新コロナの巣篭もり需要か、品薄状態が続いており、次期まで好調は続くものと見られる。ただし、決算資料では製造コストと販売価格のギャップで逆鞘で損失がでるとしているのが気になるところだ。
音楽も営業利益を大きく押し上げているが、ソニーが韓国のK-POPPプロデューサーに依頼して誕生させ、縄跳びダンスで大ヒットしたNiziU効果だろうか。
半導体センサーが主力のエレクトロニクスプロダクツ部門は減収増益、ファーウェイ取引をトランプ米大統領に中断させられたスマホのイメージセンサーの影響だろうか。