東芝は12日、半導体部門・東芝デバイス&ストレージ(株)の構造改革の一環で募集した早期退職優遇制度に452人の応募があったと発表した。別途、372人の人員を配置転換する予定で、人員整理の規模は計824人となる予想。
同社は再生可能エネルギー分野を新たな収益源にするため積極的な投資を行うとしているが、具体的に何を核にしてその核をどのように事業拡大させていくのか何も見えてこない。
東芝メモリの売却益を市場に踊らされ株主還元するなど資本流出、利益の柱になる事業が何も見えてこないのが実態のではないのだろうか。
やはり東芝メモリ(現キオクシア)の売却が、現在の東芝の屋台骨をなくし、今や腑抜けになっているようでならない。
粉飾・品質不正・無謀な株主還元策・・・日本のサラリーマン経営者たちの限界なのだろう。団塊の世代が妥協し続けてきた結果でもあろうか。