ソルガム研究のアースノートが破産 県内2年8カ月ぶりの「大型倒産」
バイオ燃料の原料などに使われるイネ科の植物「ソルガム」の品種研究や育種を手掛けるベンチャー「アースノート」(名護市)が那覇地裁から破産開始の決定を受けたことが10日、分かった。1日付で、昨年8月に申し立てていた。破産管財人の弁護士によると負債総額は17億1580万9873円。債権者は114人で、6月24日に那覇市内で債権者集会を開く。
グリーンシルの事業売却計画、頓挫の恐れ-タウリアが信用枠確保
経営破綻した英金融サービス会社グリーンシル・キャピタルの一部事業を投資会社アポロ・グローバル・マネジメントが出資する企業に売却する計画は、依然として頓挫する可能性が高い。グリーンシルの主要技術パートナーであるフィンテック企業のタウリアがJPモルガン・チェースなど4行の信用供与枠を確保したためだ。
タウリアは10日の発表資料でJPモルガンとウニクレディト、UBSグループ、ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)と合わせて60億ドル(約6510億円)超の信用枠設定で合意したと明らかにした。ブルームバーグ・ニュースはこれに先立ち、タウリアがJPモルガンの信用枠設定で合意したと伝えていた。