アイコン コロナワクチン1000回分、本当に使用不能か、-20度2週間OK 米ファイザー社改定

Posted:[ 2021年3月 2日 ]

厚労省は1日、新型コロナウイルスワクチンの医療従事者への先行接種を実施中の医療機関から、超低温冷凍庫が故障し、最大1032回分(1瓶当たり6回分の場合)が使用不能になったとの報告があったと発表した。

納入企業が2日に問題の超低温冷凍庫を回収し原因を調べる。

厚労省への報告によると、故障したのは2月26日深夜。

先行接種に使用する米製薬大手ファイザー製のワクチンは、摂氏マイナス90~マイナス60度での保管が求められ、解凍し希釈後6時間以内に使用することになっているが、故障で保管温度が保てなくなったという。

問題の医療機関には今月2日に代替品が届き、正しく稼働するかチェックした上で新たなワクチンを搬入する。

先行接種は2月17日から国立病院機構などの全国100病院の医療従事者約4万人を対象に実施されている。



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一方、米ファイザー社は12月、ワクチンは摂氏マイナス20度前後なら2週間ほど使用可能と表明、2月25日には米FDAも同様の規定に改正している。さらに再度75度前後に戻せば通常の保存有効期間も可能だという。

マイナス20度前後ならばこれまでの医療用冷凍庫での運搬や保管が可能となる。

1000回分はすでに常温状態にして廃棄状態だろうが、ワクチン200万円超をドブに捨てるようなものだ。国内のワクチン開発会社へでもプレゼントしたらいかがだろうか。

 

ただ、日本の厚労省は責任回避のため、米FDAが承認しない限り、米ファイザー社が治験で20度前後の2週間保管の有効性データをいくら提供しても承認しなかっただろう。

 


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