西日本鉄道は25日、福岡市東区で運営する遊園地「かしいかえんシルバニアガーデン」を12月30日で閉園すると発表した。
新コロナ惨禍を受けた経営合理化策の一環で、ほかに福岡市都心部などでは100円でバスに乗車できる割引制度を見直し、7月から150円に値上げすることも明らかにした。
「会社存続の瀬戸際」(倉富純男社長)の危機を前に、象徴的な施設や施策に幕を下ろさざるを得ない苦境が続いている。
「かしいかえん」は1956年(昭和31年)に「西鉄香椎花園」として開園。チューリップなど季節の花々に加え、大観覧車などの遊具で家族連れらを集めた。
ただ、近年は少子化やレジャーの多様化の波にのまれ、年間入園者は1986年(昭和61年)の約57万人をピークに減少傾向が続いていた。
2009年(平成21年)の大型リニューアルなどのてこ入れを重ねたが、状況は好転しなかった。
新コロナ惨禍の直撃を受けた2020年(令和2年度・・・2021年3月期)の入園者数は約13万人程度になる見込み。
倉富氏は、存廃について昨秋から検討を進めていたと明かし、「閉園が前提ではなかったが、中長期で考えたら維持できないと判断した」と説明した。
「かしいかえん」の跡地(約12万平方メートル)については「少しでも企業価値向上につながる利用の仕方を考えたい。売却先などは決まっていない」と述べた。
「100円バス」も
また、7月に福岡市都心部と北九州市の一部で運行している「100円バス」を150円に値上げ。65歳以上を対象にした路線バス乗り放題定期券「グランドパス65」も値上げする。
赤字構造だったバス事業は新コロナ惨禍によって、さらに厳しい状況に追い込まれる。
今年度は、連結決算ベースでは▲100億円程度の赤字が見込まれる。現状では公共交通ネットワークの持続的な維持に赤信号がともっており、100円バスの値上げはバス事業継続のための苦肉の策という。
以上、
治世者は疫病に対して目先に目が眩みチンタラチンタラ対策を講じることから、内需産業の多くが疲弊してきている。
この国の治世者たちは疫病を何だと思っているのだろうか。日本國ではコロナ疫病により本日にも9000人も亡くなる。日本國の疫病対策は江戸時代から何も進化していないようだ。完全隔離しないやり方は江戸時代より遅れているのかもしれない。隔離という言葉さえ使用しない、させないひ弱さはどこから来ているのだろうか。子供だましなのだろうか。
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元香住ヶ丘住民にとって寂しい限り。
交通の利便性も住環境もよく、サンリャンの分譲マンション団地でも造るのだろうか。
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施設情報
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キャッチコピー
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花の遊園地
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事業主体
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香椎花園(西鉄グループ)
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所在地
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福岡市東区香住ヶ丘七丁目2番1号
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面積
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123,400m2
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来園者数
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28.7万人(平成27年度実績)
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開園
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1956年4月
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閉園
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2021年12月30日(予定)
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2021年いっぱい営業される
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公式サイト
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https://www.kashiikaen.com/
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