コロナ破たんが再び急増、3月は月間最多を記録=全国で139件
3月31日は15時時点で「新型コロナ」関連の経営破たん(負債1000万円以上)が6件(倒産5件、弁護士一任・準備中1件)判明し、負債1000万円以上の累計は全国で1197件(倒産1112件、弁護士一任・準備中85件)となった。
月別では2020年9月以降、11月まで3カ月連続で100件超え。12月、1月は2カ月連続で100件を下回ったが90件台と高い水準で推移した。2月は月別最多の122件に達したが、3月はこれを上回る139件と、月間最多件数を更新した。
アパレル各社が苦境にあえぐ中、しまむらが「勝ち組」になれた5つの理由
さらに、所得の減少や雇用不安が加わることで、これまで購入していたブランドからランクを落とした衣料品の消費行動が見られる。このような状況下で、ファッショントレンドにこだわる必要もなくなることから、トレンドに敏感なアパレルブランドやこだわりのブランド消費に無駄な金を使う必要はなくなっている。
一方で、アパレル業界でも売上げを伸ばしている企業がある。全国に1430店(2021年2月末現在、オンラインストアを含む)を展開する「しまむら」だ。
F-Power/フェリーチェ 電力価格高騰で資金負担が膨張
▼F-Power F-Powerは3月24日、東京地裁に会社更生法を申請した。
全国規模の独立系電気小売事業者(新電力)で、一般顧客や法人向けにサービスを展開していた。関係会社の発電所経由で電力を調達するほか、一般社団法人日本卸電力取引所(JEPX)などからスポットで購入して対応。顧客数の増加に伴い、設立以降、増収傾向で推移し、2016年4月の電力小売りの全面自由化も追い風に、電力販売量は18年4月に新電力で1位となり、19年6月期には売上高約1606億1300万円を上げていた。
新電力大手「エフパワー」の破綻を招いた卸市場の狂乱相場【プロはこう見る 経済ニュースの核心】
電力小売りの全面自由化を受けて相次ぎ誕生した「新電力」。その大手企業のひとつが経営破綻に追い込まれた。先週24日、東京地裁に会社更生法の適用を申請したF-Power(エフパワー、東京都港区)で、負債総額は243億円と今年最大の倒産劇。昨年末から今年1月末にかけて続いた電力市場価格の高騰が引き金になった格好だ。
「しまむらが「勝ち組」になれた5つの理由」について、ネットの反応では・・・「純利益が99.3%増てマジか」「株かっとけばよかった、コロナ案件狙って全部外したし」「リモートで外出着が売れなくて部屋着が売れるようにか・・予想できる?」「まさかしまむらがコロナに強かったとは」などの声があがっている。