釜山港20年実績、日本発着TS 6%減。韓進倒産以来の前年割れ。コンテナ不足影響
韓国・釜山港湾公社(BPA)のまとめによると、2020年に釜山港でトランシップ(TS=積み替え)された日本発着貨物は前年比6%減の171万1889TEUだった。前年を割るのは、韓国最大のコンテナ船社だった韓進海運が法定管理(日本の会社更生法に相当)入りし、経営破綻した16年以来4年ぶりとなる。新型コロナウイルス感染拡大による荷動き減少に加え、年後半でのコンテナ不足が影響したようだ。
米破産申請数、3月は1年ぶり高水準 個人の自己破産急増
調査会社エピックAACERが5日公表したデータによると、米国の破産申請件数は3月に1年ぶりの高水準を付けた。個人の自己破産件数が前月から41%急増したことが主因。
事業者の破産申請も増加。ただ、大規模企業が対象の連邦破産法11条の適用申請は384件に減少した。
新型コロナウイルス流行発生後、破産申請数は減少傾向にあった。エピックAACERは米政府による個人向け支援策や、コロナ流行ピーク時の裁判所の閉鎖で申請が先送りされただけだと分析していた。
この先送り分が足元で処理されつつある可能性がある。事業者以外の破産申請は3月に約1万2000件増え、4万1000件強に上った。