新型コロナウイルスの感染の再拡大を受け政府が12日から適用する「まん延防止等重点措置」をめぐり、東京都内の対象区域で「南北問題」が生じている。
JR三鷹駅の北側にあたる武蔵野市は対象となるが、商店街が広がる南側の三鷹市は外れたた。
東京都が決定した重点措置地は23区と6市が対象となる予定。
対象区域に含まれる飲食店の営業時間は今より1時間短い午後8時までとするよう求められ、時短の要請、命令に応じないと罰金を取られる可能性もある。
三鷹駅は、武蔵野市側の駅北口にビジネスホテルや官公庁があるのに対し、三鷹市側の駅南口には飲食店などが多くある。北口にも飲食店はあり、駅を挟んで南口と対応が異なることで混乱が生じる可能性もある。
政府高官も「なぜ東京都は三鷹市を対象に入れなかったのか」と首をひねる。
以上、報道