ホテルオーナーから賃借して運営する「ビスタ」、倒産に陥った波状攻撃
「ホテルビスタ」のブランド名でホテル運営を全国展開していたビスタホテルマネジメント。自社でホテルを所有せず、ホテルオーナーからホテル1棟もしくは客室部分を賃借してホテルを運営し、賃料を支払うというビジネスモデルであった。コンセプトやデザイン性の高さが国内外の大手宿泊予約サイトで表彰されるなど、人気を博していた。
近年は、東京五輪・パラリンピックを控え、インバウンド需要を獲得するため出店を加速し、2019年12月期の売上高は約71億1400万円と順調に業績を伸ばしていた。20年にも大阪(難波)を皮切りに大阪(本町)、東京(築地)、松山と相次いで開業し、21年1月時点で全国にて18のビジネスホテルを運営していた。
「飲食店がコロナ渦最大の犠牲者」と意見広告 日本酒『獺祭』蔵元の想いを直撃
24日、日本酒『獺祭(だっさい)』製造メーカー旭酒造(山口県岩国市)は、日本経済新聞(全国版)朝刊に意見広告を掲載。早くもSNS上で大きな話題となっている。旭酒造は、「度重なる営業時間制限や酒類提供の中止などにより、全国の飲食店は疲弊し破滅の淵に立たされている」とし、「飲食店の閉店や倒産は、酒類や食材を卸している納入業者の疲弊、そこに関わる人たちの困窮に結びつく」と訴える。