新型コロナ関連倒産 1500社に 請負業者の連鎖的な倒産も増加
新型コロナウイルスの影響で倒産した企業の数が去年2月からの累計で1500社になりました。調査会社は「飲食店や宿泊業などの倒産にともない、修繕や電気工事を請け負う事業者などが連鎖的に倒産するケースも増えている」と指摘しています。
信用調査会社「帝国データバンク」のまとめによりますと、新型コロナウイルスの影響で破産などの手続きをとって倒産した企業や事業を停止して法的整理の準備に入った企業は個人事業主を含めて去年2月から26日までの累計で1500社になりました。
タクシー協会、利用客9割減で倒産危機 首相に支援要請(ベトナム)
北中南タクシー協会(ハノイ市、南中部沿岸地方ダナン市、ホーチミン市のタクシー協会の連合会)はファム・ミン・チン首相宛てに文書を送付し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で大打撃を受けている運送業者向けに支援措置を設けるよう要請した。
タクシー協会によると、新型コロナの影響によりタクシーの利用客は▲80~90%と大幅に減少している。従業員の収入も激減しており、多くのタクシー会社が倒産の危機に晒されていることで、銀行業界の不良債権の増加リスクも高まっているという。