同社はお猿さんを使った医薬品開発の前臨床の受託事業を営んでいるが、希少価値もあり、再度軌道に乗ったのか不明ながら、3期連続で営業利益を出しており、結果軌道に乗ったのだろう。日本のかつて護送船団方式の医薬品業界は外資大手に崩され、日本市場は食い荒され、国内の医薬品開発事業は大きく後退、医薬品企業も統廃合されたが、医薬品開発ベンチャーも育ってきており、医薬品業界の開発の巻き返しもあり、同社の価値が大きく上がったものと見られる。
TR事業ではライセンス提携した経鼻片頭痛治療薬を、ナスダックに上場した米子会社が第3相臨床治験に入ったおり、米FDAから認可されれば同社は大きく企業価値を上げることになる。
地熱発電やホテル事業は同社の本拠地の指宿で行っている。