同社は当期の国内建設市場について、労務 、資機材の調達コストは総じて安定的に推移した。建設需要については、公共投資が堅調に推移する一方で、民間設備投資は景気動向を踏まえた企業の慎重な投資姿勢により減少傾向が続き、競争環境は厳しさを増しているとしている。 同社は建築の受注は好調だが、海外工事は儲からないことから国内も忙しく積極的に動かないようだ。
日本のゼネコンの海外工事受注は日本のODAの紐付きが多いが、日本ノゼネコンはお人よしのためなめられており、ODAでも現地企業とJVを組んでいる関係からか、当局が支払いを平気で拒絶し値切る。特にUAEやインドネシアの案件は金払いが悪く、中国並みに強かに構えなければ損失ばかり発生させる。
ただ、国内工事の好調もいつまで続くかわからず、同社もそろそろ海外工事の受注も必要ではないだろうか。