アイコン 「ロシア・プーチン変異株」と「インド株」により再び感染拡大

Posted:[ 2021年6月17日 ]

ロシアで新コロナ感染が再拡大し、1日当たりの新規感染者が16日まで8日連続で1万人を突破している。「モスクワ株」を含むロシア特有の変異株とインド株が混在し、ワクチンの有効性低下が懸念されている。

国立ガマレヤ研究所は16日、開発したロシア製ワクチン「スプートニクV」の有効性が、インド株に対しては従来株の半分程度にとどまるとの実験結果を明らかにした。

政府は4月、シベリアと北西部でそれぞれ変異株を確認したと発表。6月上旬には医療当局が「変異株のせいで治療がより難しくなった」と説明していた。
ロシア全土の新規感染者数は約1万3000人で、モスクワが約半数を占める。

モスクワ市は13日、7月11日までにワクチンを接種した市民には、抽選で新車が当たるキャンペーンを行うと発表した。当選者は毎週5人で贈呈する車は100万ルーブル(約150万円)の価値があるという。
以上、
ロシアは、ワクチン開発国でAZ製と同じベクター型の「スプートニクV」ワクチン。しかし、当初から生産施設の問題から生産量が増加せず、韓国企業も韓国で受託生産しているはずだが・・・。

ワクチン接種状況(6/15更新分/アワーワールドインデータ版)
累計接種回数は3,291万回、百人あたり接種回数22.22回
1回以上接種した人は1,855万人、人口比12.7%
2回接種完了者数は1,436万人、人口比9.8%
人口は1億4,593万人



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日本は浮かれ油断していたら、世界中の変異株が集結する可能性もある。人だけに入国検査しても物に付着し手持ちこまれたウイルスにより、第3者が感染することだってある。

日本はまだロシアより接種率は低い。20.85回/15.23%/5.62%(16日更新分)

日本は急激に追い上げているが、集団免疫構成までには3ヶ月以上かかり、ワクチン接種効果で減少過程に入るのは8月中旬以降となる。

日本はインド株について英国より感染力は大幅に低く見積もっている。英国株でも大阪を猛攻した事例があり、インド株はさらに感染力が強いとされ、重症化率も英国では、英国株の2倍と著名感染学者が発表している。

感染力も重症化率も蒙古系アジア人種と白色人種とでは異なるのだろうか。

ファイザーやモデルナのワクチンはmRNA型ワクチンで、インド株に対しての2回接種の有効性は80%まで低下するとされているが、AZ製は50%割るかもしれない。南ア型もブラジル型も免疫逃避するウイルスに変異しているとされる。ベクター型は有効性が大幅に落ちるようだ。

日本はワクチンにすべては掛けており、集団免疫が構成されるまで、累計1.6億回接種(あと1.3億回)接種するまで気が抜けない状態が続く。

インド株=デルタ株は12都府県117例検出されている。ただし、遺伝子検査は陽性者の2割程度の検査しか行っていない。今のうちにデルタ感染者が出た地域は感染検査で封じ込めるべきであろうが・・・(6/14日までに検査した分)。PCR検査はひところ10万を超えていたが、感染者の減少と共に今では5~6万台まで減少している。検査能力数は日に20万6千回ある(厚労省)。

 


スクロール→

ロシア感染者数

 

累計

月間

日平均

12月末

3,159,297

 

 

1月末

3,850,439

691,142

22,295

2月末

4,246,079

395,640

14,130

3月末

4,545,095

299,016

9,646

4月末

4,805,288

260,193

8,673

5月末

5,071,917

266,629

8,601

615

5,236,593

164,676

10,978

 

 

週間

日平均

5/306/5

5,117,274

63,526

9,075

6/612

5,193,964

76,690

10,956

6/1315

5,236,593

42,629

14,210

感染者数はワールドメーター版
0617_06.jpg

 

 


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