(名護漁協の役員人事を裏で画策していると囁かれている古波蔵廣氏)
6月25日に開かれた名護漁協総会が役員人事で荒れに荒れ、騒乱状態だったことは昨日お知らせした通りである。
そもそも古波蔵氏は平成30年(2018)9月19日、名護漁協の臨時総会で「名護漁協理事会において、辺野古移設に関する事項について幾度に渡り怠慢な不当行為は組合への忠実義務違反であり、組合に対しても多大な損害をもたらし、その責任も重大」と糾弾され、古波蔵氏を含む役員全員(13人)が解任されていた。
また、解任後、古波蔵氏はマスコミの取材に対し、「選挙法に基づいて処理した。これからは補償問題には関わらない。もう引退させていただく。」と、言ってはみたものの、8年前(平成26年)、沖縄防衛局が提示していた漁業補償費24億円(5年間)を36億円まで積み増した功績に後ろ髪を引かれていたのだろう。