大阪の感染者数は過去最大だった4月28日の1260人、第5波ではすでに超えている。ただ、4月には感染者に占めていた重症化率の高い高齢者が、ワクチン接種が進み、重症入院率が下がっているため、何とかまだ体制は維持されているようだ。しかし、これ以上感染者が増加すれば、65歳未満の重症者が増加し再びパニック状態に陥る可能性もある。
関西圏は主に大阪から始まり、通勤客や買い物客によって兵庫県。奈良県など近県に拡散され、またブーメラン現象で大阪の増加に拍車をかける。
デルタ株を前にして第5波では緊急事態宣言効果は生じておらず、何らかの更なる規制強化の必要性が求められている。