福岡県の分譲マンションは2018年の翌年からの消費税増税の駆け込み需要期待で増加してものの、増税年の19年は増税で仕方ないものの、20年には着工増が期待されたものの、伏兵の新コロナによる疫病蔓延で2ヶ年続けて減少した。
今年は新コロナの収拾はまったくつかないものの、新コロナにも馴れ、ワクチン接種も進み、不動産デベロッパーも動き出し、着工戸数は7月まででも前年同期間比32.5%増で推移している。昨年は下半期の減少もあり、今後も増加するものと見られ、今年は表年になるのは確実となっている。
都市高速が開通したアイランドシティ、フォレストプレイス香椎照葉ザ・テラス342戸、照葉ザ・タワー284戸など超大型マンションも開発されており、筑紫通りでは来春オープン予定の旧青果市場跡地の「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」、一帯では大型分譲マンションが開発されている。福岡都心部はビッグバンやらコネクテッドやらで超大型の建築現場だらけ、その元気が真コロナで一時萎えた分譲マンション業界にも波及していることは確実だろう。
イケヤ効果で新宮が、イオンモールで福津が大きく見直されたが、ららぽーとでは博多区の南部が見直されることになる。