アイコン 選挙の裏側 沖縄1区・下地幹郎

Posted:[ 2021年10月25日 ]

下地幹郎

公明党本部関係者によると数ヶ月前、下地幹郎氏側から自民党本部経由である打診があったと言う。

その内容とは自民党沖縄県連に対し下地氏の復党を認めるよう後押しをしてくれと言うのだ。

そのかわり自身の後援会や保守合同の会が沖縄県内に影響をもつ約10万票を比例九州にて公明党に入れるといういわゆるバーターである。

公明党幹部によると本当にそれだけで10万票を上積みできるなら容易い御用だと回答したという。

下地氏は9月25日の事務所開きで以下のように述べている。



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『9月26日沖縄タイムス』
比例九州では公明党に投票すると言及『これは私の公約だ』と支持者らに賛同を求めた。

また10月14日にロワジールホテルで行われた大会後の記者団のぶら下がりでもこう応えている。

『記者:事務所開きの際は、比例は公明とおっしゃっていた。
下地:その通りやります。今回は、私も、自民党に入りたいということを申し上げているし、自民党そのものも、今回は自公政権の中でということであるし、私も、いま申し上げた様な、勝って追加公認だと言っている以上は、今回の比例は公明ということを支持者にはお願いしていこうかと思っている。』

たしかに下地陣営は今回の選挙戦で選挙区は『下地』比例区は『公明』と打ち出している。

下地氏の戦略について公明党沖縄県本部関係者によると『マスコミ報道でもわかる通り、下地氏の最下位落選は確実で落選を見据えた動きをしている、我々に比例票というお土産をもってくることで落選後、自身の復党に協力してくれということだろう』

また別の関係者は『復党さえすれば自民の敗戦が確実視されている沖縄第2選挙区支部長や現在空白である来年の参議院沖縄選挙区の支部長を獲得したいのだろう』と話す。

続けて『下地氏が言う通り仮に今回の比例得票数が、我々が想定している13万票を大きく上回り23万票に達することがあれば公明本部も下地氏の自民への復党を後押しするだろう』と話した。

沖縄タイスム

数字は嘘をつかないと言う言葉がある通り下地氏が『お土産』として公明党にいくら積んだかは選挙後に明らかになる。
13万票を上回る票は下地票といっても過言ではないだろう。
逆に23万票に達しなければ下地氏の政治生命は終わったと見ても過言ではない。

投票箱の蓋を開けてみて票が入っていなければ『一本化が』どうだとか、『公明票が6万で、残りは我々下地陣営の票』だとか、巷で流行りの『ミキオ算』はここでは通用しないのである。

下地は今まであるはずのない票を保守合同と言う名の下、あるように見せてきた。
東京の自民党本部や公明党本部に対して『沖縄は保守が割れている』『 『経済界が割れている』『自民党県連は意地悪』とあたかも分裂しているように見せかけて、中央が仲裁してくれるように仕向けていたのである。
それは下地独特の所謂ペテンであり、下地マジックだった。
保守合同のメンバーは名義貸しであることは関係者が明らかにしている通り國場会長への顔立てであることは自明である。
下地は自身の自民復党無しでは来年から始まるあらゆる選挙に協力をしないと自民党沖縄県連を脅し、当本部に揺さぶりをかけ、自民復党を勝ち取ろうとする魂胆が見え見えだった。
しかし今回の選挙の結果次第では、下地が今回、公約に掲げた公明党への10万票比例票獲得表明により自ら袋小路にはまり込み、逃げ場を失った。
さあ~下地幹郎の腕の見せ所である『下地は嘘をつく、数字は嘘をつかない』言い訳は無用である。



ここで一句

沖縄には謎の生き物がいる。
正体はよく分からない。
経歴をみれば『渡り鳥』に見える。
行動をみれば『風見鶏』に見える。
観察をしたら『サギ』に見える。
その生き物自身は『クジラ』だと言い張る。

自分の色は『オレンジ』だと言うが
よく見たら『カラス』のように『真っ黒』。

他の生き物と仲良くしたがっているが
かつては親しい仲間の『亀』を仲間外れにした。

最近、日本維新の巣から追い出された。
だから、昔いた古巣である自民の巣に戻りたがっている。

昔お世話になったその古巣を荒らして叩きまくったことも忘れ、
今になり戻りたがるその姿は、まさに沖縄の『コウモリ』だと思う。

#ミキオ算
https://spread-peace.info/mikiozan-fool/
※参考
公明党 比例得票数(沖縄)
第25回参議院選挙(2019年7月21日)     75,811
第48回衆議院選挙(2017年10月22日) 108,602
第24回参議院選挙(2016年7月10日)     86,896
第47回衆議院選挙(2014年12月14日)   88,626
第23回参議院選挙(2013年7月21日)     90,980
第46回衆議院選挙(2012年12月16日) 103,720
第22回参議院選挙(2010年7月11日)     94,905

第45回衆議院選挙(2009年8月30日) 120,095
第21回参議院選挙(2007年7月28日)     97,959

インターネット長崎奉行・遠山金四郎こと中山洋次

 


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