4日、第1次岸田内閣が発足したが、日本国民の多くがその大臣の質の悪さに呆れるか落胆している。
国民や県民は勿論、週刊紙や月刊誌も例外ではないようだ。また発足後の内閣支持率も50%を切る調査まである。
自民党の苦戦は免れない。
きのう、長崎県庁に東京の週刊紙の記者が現れ、知事室と諫早湾干拓室を訪問し、今度、77歳という御高齢ながら農水大臣として初入閣を果たした本県出身、金子原二郎氏の取材のためにわざわざ東京から来崎している。
また、大村市の小林県議にも同一紙かどうかは判明していないが、取材の電話が入っているようだ。
小林県議は参議員の金子原二郎氏や衆議員の谷川弥一等の親族が不正に諫早湾干拓に入植しているとして、平成23年(2011)9月、地方自治法に基づいて設置された百条委員会で金子・谷川両氏の親族による不正入植を舌鋒鋭く追求した県議として知られている。
(しんぶん赤旗)
その小林県議や県庁まで全国区の週刊紙が取材に来ているというから、長崎の恥部だった諫早湾干拓不正入植の真相が全国にまで知れ渡り、いよいよ日本の恥部になる勢いである。
キジも鳴かずば撃たれまいにというが、金子原二郎氏も農水大臣になったばかりに撃たれ様としている。
山のキジはケーン、ケーンと鳴くが、むかし、長崎県のチジはリケーン、リケーンと鳴いていたことを思い出した今日この頃である。
インターネット長崎奉行・遠山金四郎