アイコン 英国でデルタ株の変異「AY.4.2」出現  未知のウイルスと結合の可能性

Posted:[ 2021年10月22日 ]

英国保健安全保障庁によると、国内で新型コロナウイルスのデルタ変異株のうち「AY.4.2」と呼ばれる亜系統が最近確認され、推定で6%を占め感染事例が増加基調にあることから今後の動向を注視していることが10月21日までにわかった。

「AY.4.2」の詳細は、ほとんど把握されておらず、一部の専門家はデルタ変異株より感染力が若干強い可能性に触れているが、解明はまだされていない。英国では、懸念を抱かせる変異株としてはまだ指定されていない。

英国以外での発生はまれで、少数の感染事例がデンマークと米国で判明した。ロンドン大学クイーン・メアリー校の疫学の専門家は、デルタ株の場合は数週間で非常に速く蔓延し、夏までにアルファ変異株を上回ったと説明し、「AY.4.2」にそういう兆候はないとしながらも、比率的に緩やかに増加している状態だと推測している。

このことは感染力が非常に強くなく、わずかに強いことを示唆しているかもしれないと分析した。
一方、米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は20日、この亜系統に触れ、米国内で勢力を広げているなどの兆しはないとの見解を示し、米国内での存在は突き止めているが、感染の頻度が増えたり、クラスター(感染者集団)が発生したりしたことはないと強調している。現段階でこの亜系統が、現在使われているワクチンや治療方法の有効性に影響を及ぼしているとの科学的根拠はないと説明している。
感染が増え続ければ、新たな変異株も出現し続けるとしながらも、「AY.4.2」はここ数日間、一定の関心を集めているとも指摘した。
以上、



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新コロナウイルスによる感染が続く限り、感染者が一定地域で増加し継続する限り、ウイルスの変異確率は高まるとされており、英国株(α株)においても英国で発生した変異株でも感染力や重症化率が高かったため、既存株を凌駕して感染が拡大していた。
英国株も、さらに感染力が強いデルタ株に感染した地域を侵食された。

新コロナウイルスの変異はどこの国でも発生しており、ウイルスが生き残るのは数拾万単位の稀、今後、ワクチン接種が進むなかでも感染力と重症化率が高いウイルスほど生き残り、さらに今後現れる可能性がある現行ワクチンに抵抗力のある変異株だけが生き残り、感染を広げることになる。

厄介なのは、一定以上にワクチン接種率が進まず、イギリスや米国では感染者を今や放置状態、その感染者数により感染力や致死率が高い変異株の発生する可能性を高め続けている。

感染者の増加に歯止めがかからないロシアやブラジルもしかり、人類に脅威をもたらす新たな変異株が出現する可能性を高め続けている。
安易な緩和は、新コロナウイルスがアマゾンやツンドラ地帯などの未知のウイルスと結合する可能性も0ではない。

 


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