日本フードサービス協会が発表した2021年9月の売上高・店舗数・客数・客単価によると、売上高の総計は前年比で▲8.2%減、2019年比では21.7%減と新コロナ感染拡大による緊急事態宣言や蔓延防止措置により厳しい月となった。
ハンバーガーなど洋風のファーストフードは唯一好調だったものの、テイクアウトの米飯や回転寿司も100%を超えることはなかった。
また、売り上げ補填など行われている居酒屋は、2019年9月に比較し▲28.4%が店仕舞いした結果となっている。
事業者や国民が防疫対策を行い、ワクチン接種も進み、10月1日には国による防疫規制は終了し、その後、自治体でも段階的に規制は解除されてきたが、このまま新コロナ感染者が増加しないことを祈るばかりだ。