ダイキン工業は4日、中間決算を発表するとともに2022年3月期の連結決算見通しを上方修正した。純利益が前期比30%増の2030億円を予想とした。従来予想を130億円上回る。
半導体不足で他社の空調機器が品切れを起こす中、同社は半導体を確保して商品供給を続け、需要の受け皿になっている。今期の純利益は4期ぶりに最高益を更新する見通し。
地球温暖化の異常気象は世界で展開する同社の業績にとってプラスに作用する。
グリーンエネルギーにしても蓄電技術が急速に発展してきており、今後、自産自消を基本とするはず、同社にとってプラスになる。