英国は25日、公式感染者数が1000万人を突破した。1000万人超えたのは米国・インド・ブラジルに続き4番目、人口6753万人であり、国民の6.7人に1人が感染していることになる。
7月から月の感染者が多くなっているのはジョンソン首相が7月19日に防疫規制を全部取っ払い、自己管理にしたことによるもの。
ワクチン接種効果もあり6月までは減少していたが、その後は日々3万人以上の感染者数が続いている。
ワクチン効果により致死率は下がっているものの、ここ3ヶ月間は感染者の絶対数が増加し、連れて日々120人以上が亡くなっている。
これをどう受け取るのかは国民次第、元々ポピュリストの首相であり、国民も喜んでいるようだが・・・。医療機関は悲鳴を上げている。
英国と南アの関係は深く、その南アではスーパー変異株が出現している。英国へ侵入するのは時間の問題だろう。南ア人や南ア経由者、南アからの帰国者など対しては、日本も効果のない水際作戦を瀬戸際作戦に変え防疫対応する必要があろう。