アメリカの地質調査所から気象庁に入った連絡によると、日本時間の30日午前3時25分ごろ、インドネシア東部のバンダ海を震源とするマグニチュード7.3の大きな地震があった。気象庁によると、この地震による日本への津波の心配はなく、インドネシア気象当局も、この地震による津波のおそれはないとしている。
バンダ海の海底地形は、北部バンダ海盆、南部バンダ海盆、ウェーバー海盆等で構成されている。水深は深く、4,000m前後の範囲が広く、海域東部では6,000mを超えるところがある。
ユーラシアプレート系のインドシナプレートにインド・オーストラリアプレートが潜り込んでいる地域でトラフ=海溝を形成している(プレートどうしがぶつかることによりインドネシア全体の島々が火山活動や隆起により形成され、現在も火山活動や大地震が頻発している。)