南アフリカでは日曜日の12日の感染者が37,875人と過去最高を記録した。南アでは今はほとんどがオミクロン株での感染となっている。11月24日にオミクロン変異株が南アで発表され19日が経過しているが、死亡者数はこの間、ほとんど増加しておらず、これまでの情報どおり軽症までが多く、発生数に比し死亡率は大きく低下しているようだ。これまで若者の感染が多いとされ、今後、高齢者や基礎疾患者などへ感染が広がれば、死亡数も増加するものと見られる。
感染して重症化した人のうち死亡者は、2~3週間後から数値として現れるが、下記表の通り、南アではこれまでどおりの死亡数であり、急増した感染者に比して致死率は低くなっていることが窺える。