これまでに東京・神奈川・大阪・京都・山口などでオミクロン感染者が見つかっている。
誰が持ち込んだのかは厚労省入管検疫当局が、検疫でオミクロン株が見つかった場合、ドイツ飛行機の全員を施設隔離するとしているが、オミクロン株が判明するまで日にちがかかり、入管で陰性だった場合は全国の自宅に帰らせている。海外から毎日数千人が帰国しており、そうした人たちのほとんどは全国へ帰郷している。当然、陰性だった人も後日、デルタ株に、オミクロン株に感染していたことが発覚する。
飛行機も陽性者なしでも全員自宅へ帰郷しており、無症状の場合はウイルスを持ったまま誰かさんに感染させている可能性も高い。
14日間の自宅待機(隔離)を求められても、どれほど忠実に守っている人がいるだろうか。
飲食店や買物に行かなくては食事もできない。
検疫当局からの連絡も取れず、公表されている人たちもいる。
自宅で人と会ってもまったくわからない。
隣国のように、入管検疫陰性、自宅帰郷、帰国2日目にPCR検査を絶対受けさせるシステムが必要なのだろうが、何もなしの日本。隣国は解除前にも陰性検査が義務付けられている。
日本は入国者で感染した人に対しては、非公開として都道府県さえ隠させている。入管検疫だけなのか、どこの都道府県で陰性帰郷して待機=隔離していて発症し、陽性が判明したのかもわからない。デジタル化されていないため、データさえ管理さえ後進国。