アイコン トランプ氏動き出す ブーチンにバイデン次男坊の情報提供要請

Posted:[ 2022年3月31日 ]

反トランプ票で勝ったバイデン大統領、自らの実力だと勘違いして政権遂行、国民からのブーイングで今や支持率は40%まで下落している。

ハーバード大学米国政治研究所と世論調査機関が共同して行った世論調査では、「今、大統領選挙が行われるならトランプ前大統領がバイデン大統領に勝つだろう」という世論調査結果が出ている。

アフガン問題では関係国とも事前協議せず一方的に撤退表明、ウクライナ問題でも煽り発言や失言が目立ち、米議会やホワイトハウスさえバイデン発言に憂慮している。
一方、ウクライナ問題では、米国民はプーチン大統領に対して80%が不支持を表明し、嫌悪感を強めている。

今秋には就任2年目の議会の中間選挙(下院は全員任期2年/上院は6年で1/3が選挙)が行われる。あまりにも不甲斐ないバイデン大統領に民主党は大敗するとの予測も出されている。

そうした中、トランプ前米大統領がロシア大統領府にバイデン大統領の息子の不正に関する情報を提供するよう要請したという。
トランプ前大統領はこれに先立ち2度の大統領選挙でもロシア大統領府に情報を求めていた。

CNNが29日に伝えたところによると、トランプ前大統領は米国の右派性向のネットメディアのジャスト・ザ・ニュースとのインタビューで、バイデン大統領の二男ハンター氏が過去にロシアの財閥から350万ドルを受け取ったという疑惑を改めて取り上げた。

ハンター氏が設立した会社が元モスクワ市長夫人だったロシア財閥のエレーナ・バトゥリーナ氏から350万ドルを受け取ったと主張していたが、その裏付けがなく、バイデン大統領と決定的な敵対関係になったプーチン大統領に対して情報提供を求めた。

 



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ハンター氏を巡っては、ウクライナの企業からも毎月500万ドルの顧問料を受けていたと報じられていたが、これも証拠はない。
米国はウクライナに対して独立以来50億ドルの支援を行っており、同国では不正腐敗が蔓延り、2019年の大統領選挙では不正腐敗撲滅を謳った喜劇俳優のゼレンスキーが若者たちの支持を集め番狂わせで勝利、しかし、中国並みの不正腐敗撲滅キャンペーンは実施されず、ロシア問題が浮上する前の支持率は20%台まで下落していた。

ハンター氏は中国企業からも顧問料・コンサル料を取得していたと報じられたが、ハンター氏はすべて否定している。
ただ、米司法省は、ハンター氏を対象にこうした取引と潜在的な金融犯罪に対する捜査を進めている。
以上、

当然、トランプ氏は中間選挙を見据え、共和党圧勝を目論見、その勢いで次期大統領選に再度挑むものと見られる。自らの政治的な利益のため、プーチンに資料提供を要請しているもの。

ただ、エネルギー価格の鍵を握る米国の原油生産会社は共和党が握っており、原油生産の米国の増加もOPEC以下しか増加しておらず、経済回復にもかかわらず、新コロナ以前の生産量に米国もOPECも戻していない。
生産会社や米国含む生産国は、価格高騰の利益を満喫しているが、米国の裏ではトランプ氏がコントロールしている。

トランプ氏は大統領当事、カナダのオイルサンドから抽出する油をパイプラインで石油精製会社(大手メジャーやコーク兄弟の企業)が多くあるメキシコ湾岸まで敷設する「キーストーンXL」計画を認可したが、化石燃料を嫌うバイデン氏が大統領に就任するや即刻、パイプライン認可を取り消し、今では原油価格高騰で国内の原油生産会社に対して増産要請すらできない関係に陥っている(パイプライン経路には国有地があり、それだけでも使用認可が必要、またバイデン政権はサウジ政府に対して増産要請したが増産の回答なし。敵国ベネズエラにさえ増産要請している始末)。

原油価格高騰は政党に関係なくバイデン氏は国民から批判を受けている。そうしたこともあり、現在のバイデン支持率は民主党支持者主体に40%まで下落している。

バイデン氏誕生で米国の電力会社も石炭火力からCO2排出量が半分の天然ガスに切り替えていたが、天然ガスの高騰を受け、ほとんどの電力会社が天然ガスから石炭に切り替えている。
そうした石炭エネルギーにより、レアアースが生産され、EV用電池が製造され、また充電され、現行、高価なEVより内燃機関で排ガス規制されたHVの方が安価でCO2の生涯排出量ははるかに少ない現実に直面している。
世界中から石炭を利用する発電所と溶鉱炉、セメント工場をなくさなければ、世界の空気も日本の空気も綺麗にはならない。中国のフロンガス大量生産などもってのほか。石油より先決だろう。 
右か左かの画一的ポピュリスタ政治家たちによる自己満足のEV戦略でもある。後は金魚の糞。

バイデン氏は、ウクライナ問題でも長期にわたり騒ぐだけで、喧嘩腰で効果的なロシア外交を行わず火をつけて回り、プーチンをプッチンさせてしまった。戦争嫌いなトランプだったら、露軍侵攻はなかっただろう。トランプの外交政策だけは評価に値する部分がある。

 


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