続いて「我々が彼らの支持を受けて外交的な努力を共にしているということを確実にすることを願う」と話した。

プライス報道官は「あまりにも速く動き、同盟とパートナーが共に進めないことを危険（ｒｉｓｋ）だと考える」とし、「我々が何らかの接近法を取る前、戦略的な目標が何かを知り、外交的な責務を遂行することが非常に重要だ」と話した。
続いて「これに劣らず重要なのはパートナーと同盟が我々の戦略的目標が何かを知っている」とした。

バイデン政権が、北朝鮮非核化に関連して同盟との協議と調整を強調したのは、
最近、
文在寅大統領・・・北朝鮮の言いなり、
鄭義溶外交部長官候補者・・・現行のクワッドへの参加に否定的発言、
李仁栄統一部長官・・・米韓軍事演習否定的発言
相次いで米国と異なる声を出しているのと無関係でないという解釈が出ている。

文在寅政権はバイデン政権に対し、トランプ前大統領と北朝鮮の金正恩委員長のシンガポール首脳会談合意を継承することを望む立場。
対北朝鮮関係の改善のために米韓連合軍事訓練を延期すべきだと主張し、北朝鮮の非核化意志は強いと代弁している。
一方、バイデン政権はトランプ前大統領の対北朝鮮政策はＴＶショー、実質的な効果を出せなかったと評価し、北朝鮮の非核化意志に疑問を抱いている。
以上、

韓国が北朝鮮に核廃棄をさせる動きをとらない限り前には進まない。これまで北朝鮮の核問題は米朝間の問題だとして、関係ないとばかりに仲介役に徹し、今年の戦術核開発（射程２～３００キロの小型核兵器／射程は韓国）を行うと金正恩が党大会で表明したにもかかわらず、これも駐留米軍向けだと我感ぜずの態度をとり続けている。

文政権が一貫しているのは、
北朝鮮の核を廃棄させるには、まず国連や米国が制裁を緩和して、北朝鮮に核廃絶の交渉を申し入れをすべきだとする先緩和後核廃棄誘導論。
何か腫れ物に触るかの様な態度をとり続けている。

文政権はほとんどが北朝鮮心酔派ばかりであり、北朝鮮の代理人に過ぎなくなっている。
統一部長官は北朝鮮と同期化した北朝鮮親睦団体の全大協を創設した初代委員長でもある。
任鍾皙外交安保特別補佐官（前大統領秘書室長）は全大協３代目議長でもあった。
文政権・大統領府はすでに北朝鮮に乗っ取られている。

文政権の語録
「米・中の選択権は韓国にある」
「（韓国の）大統領が（米軍は）『出て行け』と言ったら、（米軍は）出て行かなければならない」
「米国が核の傘をささないならば、中国の核の傘に入ればよい」
「クアッドは良いアイデアではない」