アイコン 韓国 来年の最低賃金1008円 日本の今年は・・・日本企業に喝を

Posted:[ 2022年6月30日 ]

来年の最低賃金が時給9620ウォン(約1008円)と決定された。今年の最低賃金(時給9160ウォン=約960円)に比べて5.0%の引き上げとなる。
一方、今年の日本の最低賃金は全国平均で930円、すでに韓国のほうが上。

為替安のなせる技でもあるが、ウォンも対ドル1300ウォンとウォン安にさいなまれている。
今年1月のビックマック指数でも韓国が日本より高くなっている。
お坊ちゃまたちによる貧困政治が続き、自ら後進国へひた走る日本の姿だけが・・・。
進む少子高齢化、それを支えるための・・・、棺桶ま近の政治家たちはボケ防止のため、その権謀術だけを使いこなし何も考えていない。それに諂う派閥議員たちの情けなさ。ローカルすぎて好きでもないが維新ほどの迫力ある政党は見当たらなくなっている。

いま話題のSMRも開発は米企業だが製造・製作は韓国勢が主導しIHIなどが後塵につく構図、昭和電工の半導体原材料(高純度ガス)の製造工場の米国進出さえSK主導となっている。

 



スポンサーリンク

日本の技術をバクリ、発展させ、世界市場であらゆる分野で日本は逆転され続けている。

大手企業における出世しか能がなく、株主様しか見えないサラリーマン社長たちのグローバル化した世界での経営の限界なのだろう。東証プライム市場の輸出型製造企業で、英語で外国人と意思疎通できる経営トップたちは何人いるのだろうか。

鎖国化し、グローバル化しなければ、こうした問題はない、しかし、現実は日本は新自由主義経済の急先鋒国でもある。それでいて、日本の輸出はドル換算では20年以上ほとんど増えていない。

↓ビッグマップ指数
世界統一レシピのビッグマックの各国の販売価格の違いによる指数
現在の為替レートと比べて実効レートがどのくらいあるかの指標の一つ。
日本でビッグマックが250円、米国で2ドルのときは250/2=125となり、1ドル=125円 がビッグマック指数となる。もしこの時点で、為替レートが1ドル110円だとすると、為替相場はビッグマック指数に比べて円高であり、この後、125円に向けて円安が進むと推量される。
390円、5.81ドル/妥当値は67円、現行136円、倍以上乖離がある。
こうした見方もある。
なお、参考については1月から販売価格の変動がないことを前提にしている。


スクロール→

ビッグマック指数 2022年1月基準

対ドル円は115.23円

順位

名称

価格

価格

価格

BMI

()

(USドル)

(自国通貨)

(%)

1

スイス

804

6.98

6.5

20.16

(スイス・フラン)

2

ノルウェー

737

6.39

57

10.03

(ノ・クローネ)

3

アメリカ

669

5.81

5.81

0.00

(USドル)

4

スウェーデン

667

5.79

54

-0.43

(ス・クローナ)

5

ウルグアイ

625

5.43

239

-6.58

(ウ・ペソ)

6

イスラエル

616

5.35

17

-7.92

(新シェケル)

7

カナダ

613

5.32

6.77

-8.38

(カナダ・ドル)

8

ベネズエラ

583

5.06

23

-12.87

(ボリバル)

9

ユーロ圏

571

4.95

4.42

-14.72

(ユーロ)

10

デンマーク

556

4.82

32

-17.02

(デ・クローネ)

11

イギリス

555

4.82

3.59

-17.10

(英・ポンド)

12

UAE

533

4.63

17

-20.34

(UAEディルハム

13

ニュージーランド

530

4.60

7

-20.87

(NZ・ドル)

14

オーストラリア

520

4.51

6.4

-22.39

(豪・ドル)

15

シンガポール

503

4.36

5.9

-24.90

(シ・ドル)

16

ブラジル

497

4.31

22.9

-25.77

(ブ・レアル)

17

アルゼンチン

494

4.29

450

-26.25

(ア・ペソ)

18

スリランカ

478

4.15

840

-28.57

(ス・ルピー)

19

クウェート

476

4.13

1.25

-28.97

(ディナール)

20

コスタリカ

475

4.12

2,650.00

-29.02

(コ・コロン)

21

チェコ

473

4.11

89

-29.34

(チェコ・コルナ)

22

サウジアラビア

461

4.00

15

-31.19

(サウジ・リヤル)

23

バーレーン

458

3.98

1.5

-31.52

(バ・ディナール)

24

チリ

447

3.88

3,100.00

-33.19

(チリ・ペソ)

25

タイ

443

3.84

128

-33.83

(タイ・バーツ)

26

中国

442

3.83

24.4

-34.02

(人民元)

27

韓国

440

3.82

4,600.00

-34.32

(韓国・ウォン)

参考

3.54

6/30換算

-39.10

28

ニカラグア

435

3.78

134

-34.95

(コルドバ・オロ)

29

ホンジュラス

417

3.62

89

-37.77

(レンピラ)

30

カタール

411

3.57

13

-38.55

(カ・リヤル)

31

クロアチア

406

3.52

23.67

-39.33

(クーナ)

32

ポーランド

396

3.44

14.08

-40.81

(ズウォティ)

33

日本

390

3.38

390

-41.74

()

参考

2.86

6/30換算

-50.77

34

グアテマラ

390

3.38

26

-41.81

(ケツァル)

35

ペルー

387

3.36

12.9

-42.14

(ヌエボ・ソル)

36

パキスタン

385

3.34

590

-42.47

(パ・ルピー)

37

メキシコ

385

3.34

69

-42.49

(メキシコ・ペソ)

38

コロンビア

379

3.29

12,950.00

-43.46

(コ・ペソ)

39

レバノン

375

3.26

70,000.00

-43.96

(レ・ポンド)

40

ハンガリー

356

3.09

982

-46.77

(フォリント)

41

ベトナム

351

3.05

69,000.00

-47.57

(ドン)

42

ヨルダン

345

2.99

2.12

-48.53

(ヨ・ディナール)

43

オマーン

344

2.99

1.15

-48.59

(オ・リアル)

44

モルドバ

333

2.89

52

-50.28

(モルドバ・レウ)

45

香港

325

2.82

22

-51.44

(香港ドル)

46

フィリピン

321

2.79

142

-52.05

(フィ・ペソ)

47

エジプト

312

2.71

42.5

-53.44

(エ・ポンド)

48

台湾

311

2.70

75

-53.59

(N台湾ドル)

49

アゼルバイジャン

305

2.65

4.5

-54.41

(ア・マナト)

 

↓輸出も増えていない、ドル価では現状維持どころか減っている。
輸出は日本で造った部材を自社の海外工場への送付も含まれる。その額も大きい。
アベノミクス下(2013~19)、単に円安で輸出企業は儲けていただけ。儲けても、安倍首相が設備投資を懇願しても動かなかった日本の製造輸出企業、国内にろくに設備投資もせず当然の結果となっている。それでいて、日銀黒田丸は、円安は日本経済に好影響をもたらすと歓迎ぶりの自論を展開している。儲けても投資せず国力は付かず。
円安が急ピッチで異常に進み、海外で造るより日本の方がお徳になり、今になって国内での設備投資をわずかばかり増やしている製造企業でもある。陰金田虫のような経団連企業であろあうか。

0630_04.jpg

 


スポンサーリンク

HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

 




スポンサーリンク

 


スポンサーリンク