アイコン 新コロナ感染死亡者数 6万人超える 70歳以上が88%

Posted:[ 2023年1月10日 ]

都道府県の日々発表値を集計している報道機関(読売・朝日・共同新聞など)の集計値によると8日、新コロナ感染死亡者数が累計で6万人を超え60185人となった。厚労省とNHKは自治体が入力する新コロナ管理システム「ハーシス」入力値の集計で、累計死亡者数は59,822人となっている(入力遅れや忘れがある)。
昨年年初からのオミクロン変異株および系統株での死亡者数が累計死亡者数の68%と2021年まで累計死亡数より圧倒して多くなっている。

新コロナは、昨年年初からオミクロン株および系統株になり、死亡者数が激増している。
1、昨年1月から4月まで第6波、
2、4月以降、政策が実質ウィズコロナ策に入った。第6波で蔓延防止措置を講じたことから感染者は減少し続け5、6月と小康状態、しかし、
3、7月から第7波が9月まで続き、まだ下がりきれないまま、
4、10月から第8波に突入し今日に至っている。

中国も海外旅行規制を解除、中国からの観光客も受け入れ開始(但し入管検疫で要PCR検査)受け入れを開始している(1月7日までは初期感染が見つけにくい抗原検査だった)。

 



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米国では昨年暮、XBB系統株に1週間で40%置き換わったという報道がなされていたが、感染者数は米国では増加しておらず、感染力についてはなお不明な点が多い。

オミクロン変異株の系統株は免疫逃避能力が高いとされ、昨年の上半期と下半期で見た場合、下半期は感染力が2.6倍増加している。ただ、上半期はマン防措置の効果もあり、一概には比較できない。しかし、現在のオミクロン派生型のBA.5.系統では上半期より感染力が増しているようだ。

ウィズコロナ策も
1、完全規制解除状態、

2、感染大国の日本に、感染大国の中国・韓国・台湾・香港などから、帰国者や観光客が押し寄せてきており、中国からの入国者で陽性者はBF.7とBA.5.2が多くなっている。 ほかはBN.1(ベトナム・米国)、XBB.1(フィリピン)、BQ.1(カタール、米国)、日本はBA.5.2が多いが10月以降は、(BA.5.3系統の亜系統)のBQ.1が増加していると感染研が12月に発表していた。
(入国者については陰性証明書により、中国以外、特段の申告なければ検査していない)

3、季節的にも乾燥期でウイルスに感染しやすい季節、
空中飛沫浮遊時間が夏場より長い、付着ウイルスの活性日数が夏場より長期化。

4、4回目のワクチン接種が44%台にとどまっているが、活発な行動で一番感染し安い20~30代などの接種率が低く、感染リスクが高い。

まだ、どこまで感染が広がるかわからない。
現在の感染は継続中であり、世界中から観光客が押し寄せ、ほかの感染力のより強い系統に置き換わる可能性も高い。
感染から後追いの死亡数も感染者が増加すれば、今後とも1000人に2人の割合で死亡者が発生することになる。日々20万人の感染者数では日々400人の死亡者数が発生する。

 


スクロール→

22年の上・下半期

感染数

死亡数

22/16

7,575,435

12,888

22/712

19,903,673

25,985

 

262

201

 

感染者数が多いだけに重症化率が低くとも圧倒的に死亡者数が多くなっている。

アルファ株とデルタ株の2021年とオミクロン株の2022年を比較した場合、致死率は▲86%減少しているが、18倍に増加しており、圧倒的な感染者数増により死亡者数が増加している。こうした見れば、オミクロン株系統はアルファ株やデルタ株に比し、18倍の感染力があることになる。

 


スクロール→

新コロナと政権

 

担当政権

感染者数

死亡数

致死率

2020

安倍政権

235,908

3,492

1.480%

2021

菅政権

1,497,519

14,901

0.995%

2022

岸田政権

27,479,108

38,873

0.141%

20231/8

岸田政権

1,261,034

2,556

0.203%

合計

 

30,473,569

59,822

0.196%

 


スクロール→

2022年~ オミクロン株の推移

 

期間

感染数

死亡数

致死率

第6波

22/14

6,149,170

11,177

0.182%

 

5,6月小康期

1,426,265

1,711

0.120%

第7波

79

11,985,224

13,514

0.113%

第8波

10月~23//8

9,179,483

15,027

0.164%

 

新コロナ感染死亡者の内訳

本来、変異株ごと、各波ごとに感染者数と死亡者数を年齢別に開示すべきだろうが、開示しないのが味噌。各自治体入力の新コロナ管理システム「ハーシス」が機能していれば、捉えることは簡単なことだが・・・。


スクロール→

年齢別

死亡者数

20/9月~22/12

55,977

←期間死亡数

うち年齢判明分

46,000

死亡数

80歳以上

68%

31,280

70

20%

9,200

60

7%

3,220

ほか

5%

2,300

・朝日新聞掲載

 


スクロール→

ワクチン接種 1月6日公表値 首相官邸HPより

全人口

高齢者

ほか

124,840,000

35,930,000

88,910,000

3回接種

接種数

人口比

接種数

人口比

接種数

人口比

85,278,522

67.7%

32,701,372

92.4%

52,577,150

59.1%

4回以上

55,216,910

44.2%

29,654,650

82.5%

25,562,260

28.8%

感染リスク者数推計

推定抗体保持者数、912月感染者数1,024万人 + 4回以上接種数5,521万人=6,545万人

・推定感染リスク者数 5,939万人、人口の47.5%/うち64歳未満では88百万人のうち63百万人から91/8までの感染者数を差し引いた数=50百万人

・韓国は高いワクチン接種率、高い感染率でも現在感染者数が非常に多い。ただ死亡者数は日本に比し、半分近く少ない。

 

日本の市は都区部を除き792市、3年間の新コロナ感染死で1市が消滅した換算値。

人口は2022年10月1日現在。


スクロール→

多い順

市の人口/5.8万人~6.2万人台

402

玉名市

熊本県

62,919

403

藤井寺市

大阪府

62,893

404

柳川市

福岡県

62,764

405

多賀城市

宮城県

62,664

406

旭市

千葉県

62,508

407

みよし市

愛知県

62,156

408

栗原市

宮城県

62,142

409

白井市

千葉県

62,118

410

天理市

奈良県

62,005

411

藤岡市

群馬県

61,912

412

糸満市

沖縄県

61,438

413

天童市

山形県

61,407

414

加賀市

石川県

61,379

415

蓮田市

埼玉県

61,241

416

長久手市

愛知県

61,024

417

日田市

大分県

60,770

418

大和高田市

奈良県

60,717

419

丹波市

兵庫県

60,023

420

常総市

茨城県

59,999

421

三豊市

香川県

59,823

422

津島市

愛知県

59,806

423

愛西市

愛知県

59,748

424

小郡市

福岡県

59,663

425

八女市

福岡県

59,455

426

下野市

栃木県

59,432

427

橋本市

和歌山県

59,339

428

十和田市

青森県

59,030

429

山陽小野田市

山口県

58,855

430

気仙沼市

宮城県

58,756

431

泉南市

大阪府

58,717

432

古賀市

福岡県

58,438

433

日向市

宮崎県

58,311

434

千曲市

長野県

58,209

435

白河市

福島県

58,124

436

田原市

愛知県

58,058

437

大阪狭山市

大阪府

58,023

 

 


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