アイコン 選挙権(選択)は有権者の権利!(無投票は政治を堕落させる)その2


街宣活動、瀬川

前回、4年前の長崎県議会選挙は7選挙区が無投票だったことは昨日、書いた通りである。

壱岐市の山本啓介議員(現在は参議院議員)平戸市の西川克己議員、西海市の瀬川光之議員、南松浦郡(新上五島町)の近藤智昭議員、雲仙市の徳永達也議員、宅島寿一議員、南島原市の中島浩介議員、中村一三議員、東彼杵地区の中島廣義議員と合計9人が無投票当選を果たしている。

因みに雲仙市の宅島寿一議員は2015年の初出馬から2期連続無投票当選という無敵ぶりを発揮している。
今度も無投票なら3期連続無投票は長崎県政初だろう。それはそれで凄い話であり、このまま選挙の洗礼を受けないまま自民党長崎県連幹事長、議長ともなれば長崎県政始まって以来の怪挙である。

 

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宅島

2期連続無投票といえば、西海市選挙区で般若心経国会議員・谷川弥一の子分1号の称号を持つ瀬川光之議員も2期連続の無投票当選だったが、今回、残念ながら3期連続とはならない様相である。
2期連続で無投票ということは12年間選挙をしていないということでもある。

瀬川議員と言えば、4年前は近隣選挙区の自民党県議の応援には入らないで、他党の負けた候補者応援のために島原市に入っていたと自民党関係者から批判の声が聞こえてきていたが、12年ぶりに戦う今回の選挙は瀬川議員にとって厳しい選挙戦になりそうである。

 

 

頼みの大石知事は現在、昨年2022年2月の知事選で大石陣営の出納責任者の男性と選挙統括責任者だった選挙コンサルタント会社、ジャッグ・ジャパン株式会社・代表・大濱崎卓真氏の2人が選挙違反で刑事告発され、長崎県警と長崎地検に受理されていることから、大石知事も12月2日の県議会で小林克敏議員の質問に対して、捜査対象者であるとを議会で自ら認めている。

 

 

新年早々の1月には選挙違反で起訴もあり得る状況であり、判決によっては大石知事の『失職』の可能性は極めて高いと専門家は判断している。

そうなると、大石知事とのパイプを強調して選挙戦を戦いたい瀬川議員にとっては、痛手どころの話ではない。

土建利権にも大きく影響し、死活問題である。

自民党長崎県連幹事長、議長経験者の落選だってあっても不思議ではない。
2021年秋の瀬川乱、2023年春の武宮の変である.

https://n-seikei.jp/2021/09/post-78194.html

JC―net・日刊セイケイ編集長・中山洋次

[ 2023年1月 6日 ]
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