国交省が発表した12月の新設住宅着工戸数は、貸家及び分譲住宅は増加したが、持家が減少したため,全体で前年同月比▲1.7%の減少となった。
1.総戸数
○新設住宅着工戸数は前年同月比▲1.7%減の67,249 戸で、3ヶ月連続減。
○新設住宅着工床面積は▲6.6%減の5,328千㎡で4ヶ月連続減。
○季節調整済年率換算値では前月比0.5%増の84万6千戸で、先月の減少から再びの増加した。
2.利用関係別戸数
★持家=注文住宅
○持家は▲13.0%減の19,768戸で、13ヶ月連続減
★貸家=貸し家・アパート・賃貸マンション
○貸家は6.4%増の26,845戸で22ヶ月連続増
★分譲住宅
○分譲住宅は 1.4%増の20,200戸で、先月の減少から再びの増加
・分譲マンションは14.5%増の8,117戸で、先月の減少から再びの増加
・戸建分譲住宅は▲5.9%減の11,977戸で2ヶ月連続減
3.地域別戸数
○首都圏
総戸数は前年同月比▲1.9%減の23,568戸
持家は同▲19.5%減の4,090戸
貸家は同 ▲1.0%減の9,588戸
分譲住宅は同6.8%増の9,711戸
うち分譲マンションは同 27.0%増の4,799戸
うち戸建分譲住宅は同▲7.6%減の4,857戸
○中部圏
総戸数は前年同月比 ▲2.6%減の7,947戸
持家は同 ▲11.2%減の2,943戸
貸家は同 2.0%増の2,805戸
分譲住宅は同 3.9%増の2,161戸
うち分譲マンションは同 35.8%増の595戸
うち戸建分譲住宅は同▲4.4%減の1,566戸
○近畿圏
総戸数は前年同月比 7.7%増の10,986戸
持家は同 ▲16.5%減の2,499戸
貸家は同 37.0%増の5,407戸
分譲住宅(同▲8.0%減の2,980戸
うち分譲マンションは同▲12.6%減の1,223戸
うち戸建分譲住宅は同▲5.1%減の1,710戸
○その他地域
総戸数は前年同月比▲4.9%減の24,748戸
持家は同▲9.8%減の10,236戸
貸家は同2.3%増の8,945戸
分譲住宅は同▲3.1%減の5,348戸
うち分譲マンションは同 1.8%増の1,500戸
うち戸建分譲住宅は同▲4.5%減の3,844戸
○その他地域のうち
九州は、
総戸数は前年同月比3.1%増の7,188戸
持家は同▲10.4%減の2,388戸
貸家は同6.6%増の2,943戸
分譲住宅は同▲20.4%増の1,799戸
うち分譲マンションは同68.5%増の760戸
うち戸建分譲住宅は同▲0.4%減の1,039戸