新コロナの患者数が増えている。東京都内にある病院では感染力が強いとされる新たな変異株、通称「エリス」の割合が増えて一般の医療にも影響が出ているという。
新コロナの感染者数がいわゆる“第9波”を迎えている。
8月28日から9月3日までの1週間に報告された感染者数は全国で10万1289人。医療機関1ヶ所あたりの平均は20.50人で、5月8日に感染症リスクのランクを2類から一機に最低のインフルエンザ並の「5類」に引き下げて以降、最も多くなっている。
現在、感染が広まっているのは世界保健機関(WHO)が8月、注目すべき変異株に指定したオミクロン株の新たな系統「EG.5」、通称「エリス」とみられている。
「エリス」は現在、米国でも主流となっており、発熱 · 継続的なせき · 味覚・嗅覚の変化 · 倦怠(けんたい)感 · 鼻水 · のどの痛み.などの症状が顕著とされるが、米国の専門家によるとこれまでのオミクロン株系統とリスクはほとんど変わらないという。
EG.5=エリスは、ウイルスの複製プロセスで複数の種類が合体した「組換体」と呼ばれるタイプ。宿主が系統の異なる複数の新コロナウイルスに同時に感染することで生まれ、「XBB.1.9.2」系統の組換体とされている。
以上、
もはや新コロナはインフルエンザより軽視されている。しかし、高齢者に与える脅威は何も変わっていない。領袖の長老が感染して亡くならない限り、マスコミに主導させており高齢者が感染で大量に死亡しても、もはやニュースにもならず、何も変わらない。行政=お上の国民に対する管理での圧倒的勝利のようだ。
9月になり、久しぶりに200店舗あまり集積したモールへ買物に行ったが、田舎ということもあるのか、モールではまだ8割あまりがマスクをしていた。
もう一つ、新コロナ猫ニュース
エーゲ海に浮かぶキプロス島では、人は感染しない猫コロナウイルス「FCoV-23」が猛威を振るっているという。
猫の島として知られるキプロスでは今年、猫コロナウイルスの大流行が続いており、これまでに少なくとも数千匹が死んだという。
流行収束の兆しはなく、獣医師らは猫たちを救うため、ヒト用の新コロナウイルスの治療薬を使用し始めたという。
キプロスには野良猫含め推定100万匹超の猫が暮らしているという。
キプロスでは9月8日、新型コロナ治療薬のモルヌピラビル(販売名:ラゲブリオ)の猫への投与が始まった。この日はくしくも、「世界 猫の日」だった。
変異型の猫コロナウイルスでは、猫伝染性腹膜炎(FIP)を引き起こし、治療しなければ100%死に至るという。モルヌピラビルで治療すればほとんど完治するという。政府は8万錠を用意して動物病院に配布するという。
キプロスではすでに数千匹の猫が死亡しており、猫コロナウイルスは毒性の強い変異株が引き起こしているとみられている。
ガーディアン紙によると、キプロス周辺のレバノン、トルコ、イスラエルなど野良猫が多い国ではすでに、獣医師たちがFIPの症例増加を報告しているという。ただ、キプロスの猫コロナウイルスに関係しているのかは不明だが、キプロスとは飛行機は別としても海上交通は盛んな地域。
以上、ロイター参照
追、
フランスでは来年、2024年から、犬・猫の販売が禁止される。
夏のバカンスシーズンになると、バカンス先に連れて行けないことから、ペットホテルではなく、毎年10万匹あまりの犬猫が捨てられるという。
対策に頭に来た政府は、販売禁止措置をとることを決定した。
フランスでは50.5%の人が何らかのペットを飼っているという。当然、犬・猫が多いと見られるが、無責任な飼い主による廃捨てがあとを絶たず、今回の法による措置となった。
欧米など先進国の貧富の差の拡大、貧民層の増加が捨て犬猫の増加をもたらしている。